
「水虫」くらいで医療機関に出向かなくても、
市販の水虫薬で治るのでは・・・
と思っている人も少なくありません。
確かに、市販されている水虫薬でも、水虫治療は可能です。
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水虫の蔓延る力は非常に強く、侮っていては、一生
患っていかなくてはならなくなります。
「水虫」と判明したら、根気よく治療することが重要です。
Contents
水虫は目視で確認できない
足の指の間がジュクジュクしている、足の裏に強烈な痒みが生じている・・・
などの症状が発生すると、つい水虫かもしれないと思ってしまいます。
しかし自己判断は禁物です。
水虫とよく似た症状を起こす様々な皮膚炎が存在するのです。
顕微鏡検査(真菌鏡検)で白癬菌が確認された場合のみ
「水虫」
という診断が下されます。
安易に自己判断するのは危険
症状だけで判断し、「水虫」と勘違いしているだけで、実際には皮膚炎で、水虫ではない場合があります。
水虫でない場合、水虫薬をつけても症状が改善されることは
ありません。
それどころか、誤った薬を塗布することで、症状が悪化することもあります。
薬の使用法を間違えると根治しない
症状が改善された時点で薬を止めてしまうと、あっという間に再発します。
また、患部だけ塗布していると、なかなか改善がみられません。
白癬菌は、どんどんと面積を拡大していくので、根治を
目指すには、患部だけに塗布するのではなく、その周りも
塗布しておくことが重要なのです。
市販の水虫薬と医療機関で処方される薬の違い
医療機関で処方される薬と市販されている水虫薬には、配合成分に違いがあります。
市販されている水虫薬には、
クロタミトン
や
ジブカイン
などが配合されています。
クロタミトンはかゆみ止め、ジブカインはムズムズ感や
痒みを止める局所麻酔剤です。
そのため、医療機関で処方される水虫薬より、被れる
可能性が高くなります。
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市販薬の水虫薬の種類
市販されている水虫薬には、「軟膏」
「クリーム」
「液体」
「スプレー」
の4つのタイプがあります。
それぞれの症状に適した薬を選びましょう。
カサカサ水虫には軟膏
刺激が少なく、保湿効果が高い軟膏は、角質増殖型白癬の人にお勧めです。
油性の基材でつくられているため、べたべた感があります。
ジュクジュク水虫、カサカサ水虫にはクリーム
ジュクジュク水虫、カサカサ水虫、どちらでも対応できます。軟膏に比べてべたべた感が少ないので、使いやすい
アイテムです。
狭い範囲に発生している水虫には
液体の水虫薬は、趾間型水虫などに適しています。べたべた感がなく、さっぱりしています。
軟膏やクリームに比べると、角質への浸透力や皮膚への刺激が
強いです。
エアゾールスプレー
エアゾールスプレーは、痒みやムズムズした不快感を瞬時に鎮めます。
薬効の持続性は他の水虫薬と比べて短く、医療機関では、
治療に用いられることはありません。
まとめ
市販薬を利用する場合は、容量用法を守ることはもとより、完全に治癒するまで利用を止めないようにしましょう。
確認のためにも、自己判断だけでなく、きちんと医療機関で
診察を受けることをオススメします。
次回は、おすすめの水虫薬をご紹介したいと思います。
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