
女性にとって、人生で一番大きなイベントともいえる出産。
出産=病院と思っている方は意外に多いようですが、出産は病気ではありません。
自分のバースプランで産みたい、自分で好きな方法をとりたいという意識を持つ人であれば、病院以外の選択もあり得ます。
メリットやデメリットをしっかり理解し、自分が納得する出産ができる施設を考えてみてください!
今回は、出産する際に選択できる、場所についてまとめてご紹介したいと思います。
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Contents
出産場所を決める前に決めたい出産方法
出産場所を決める場合、まず自分がどんな出産の方法でお産するのかを決めておく必要があります。せっかく気に入った場所があっても、自分がやりたい出産ができないという場合もあります。
まずは妊娠前から、そして妊娠中にしっかりと自分の考えや家族の考え、そしてライフスタイルに合った方法をまとめ、納得のできるお産の方法を選択できることが望ましいでしょう。
出産方法については、下記の記事を参考にしてください。
出産場所のメリットやデメリット
それでは、主な出産場所についてご紹介していきたいと思います。それぞれにメリットやデメリットがありますので、自分のライフスタイルにあわせ、家族と相談して決めて下さいね。
費用については出産の方法にもよりますが、ここでは平均としてご紹介させていただきます。
大学病院や総合病院
最先端の器具や施設、高い医療技術を持ち、医師やスタッフも多いのが大学病院や総合病院。医療介助や持病があったり、リスクがある場合におすすめです。
その半面、スタッフは当番制のため担当医が決まりにくく、研修医の勉強であったり、必要のない処置や検査をお願いされるという場合も。
自分にあわせてバースプランを立てるのはなかなか難しいかもしれませんが、最近は様々なプランを提案したりしてもらえる施設も増えてきています。
費用は個人医院と比較すると割高で、
・大学病院では、35万円前後
・総合病院では、40万円前後
程度になります。
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産婦人科専門病院
産婦人科が専門で、入院ベッドもたくさんあり産科と婦人科が別になっている施設もあります。事前に、
・予定日超過の場合の処置
・誘発剤使用の有無
・帝王切開や出産日の選択
などの方針を確認することが必要です。
産婦人科専門病院の場合、食事も豪華だったり、マタニティ運動の教室のサービスやエステなどのサービスが受けられたり、妊婦さんに特化したサービスを提供している場合が多いのが特徴です。
費用は大学病院や総合病院よりも若干高額になり、45万円から50万円ぐらいが平均的な金額になります。
豪華な設備がある病院だと60万円近くかかる場合もあるようです。
診療所やクリニック
診療所やクリニックの場合、産婦人科の医師は1人以上で ベッドは19床以下になります。クリニックの院長先生の方針がそのまま診療の方針となり、緊急時は提携の総合病院などに搬送されることになります。
得意分野やお産の方針なども提示している場所が多いので、しっかりと事前にリサーチしましょう。
総合病院とは違い、診察時と同じ医師が担当することが多いため、非常にリラックスしてお産に臨むことができると考えられます。
一方、緊急時の対応は難しい場合があります。
費用は大学病院よりも高額になることが多く、45万円から60万円程度かかるとされています。
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助産院
助産院は、助産師が妊婦健診から出産まで行います。医療法で定められた施設で、管理者が助産師であることや入院床数が9床以下となります。
必ず委託医療機関があり、提携しながら行っているのが原則の施設で、開業助産院では医療行為はまったく行いません。
そのため、妊娠中毒症や合併症などのリスクがある場合や、途中から何か異常が出た場合は、委託医療機関へ移ることとなります。
助産院では家庭的な雰囲気の中で、自分に合ったスタイルで分娩できるというメリットがあります。
また、助産院では母乳育児が推奨されていることが多く、産後の母乳相談などのアフターケアがしっかりしていることが特徴です。
助産院での出産費用は45万円程度となっており、産婦人科などと大きくは変わりません。
まとめ
出産については、どれが正しいと言い切ることはできません。どの場所を選んでもリスクやメリット、デメリットがあります。
その中で自分のライフスタイルにあわせて、納得のいく出産方法と場所を選んでください。
自分自身のバースプランを考えて、それにあった場所を選んでいくことも大切です。
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