
毎日忙しく働いている大人が溶連菌に感染してしまったら・・・。
なるべく早く治して、元気に日常を過ごせるよう健康な体に
戻りたいですよね。
溶連菌は、A群β溶血連鎖球菌に感染して起こる病気で、
猛烈な喉の痛みが症状の一つとして現れます。
溶連菌を治すには、市販の薬は効かないので、
病院での抗生剤の処方をうけます。
しかし、処方された薬が自分には合わない事もありますよね。
薬が合わない時には、医師への相談が必要になりますが、今回は
そのような時に少しでも参考になるように、溶連菌に使われる
薬について見ていきたいと思います。
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Contents
大人の溶連菌感染症に効く薬は?
溶連菌に感染し発症した場合、菌を除去するセフェム系
ペニシリン系
の抗生剤が処方されます。
セフェム系の抗生剤
セフェム系の抗生剤は、細菌による感染症の治療に使用されます。
適応できる症状が多く、ペニシリンより除去率が高いと
言われてます。
ペニシリンショックなどのショック症状を起こすことが
少ないため、現在では、セフェム系の抗生剤の生産量が
多いそうです。
セフェム系の抗生剤には、次のようなものがあります。
・フロモックス
・セフゾン
・メイアクト
・トミロン
ペニシリン系の抗生剤
ペニシリン系の抗生剤は、細菌の感染症に使用される薬です。ペニシリン系の薬で、ショック症状を起こしたことがある人は
使用できません。
ペニシリン系の抗生剤には、次のようなものがあります。
・アモキシシリン(サワシリン)
・ピクシリン
・パセトシン
溶連菌感染症の抗生剤と併用して処方される薬
溶連菌は強烈な喉の痛みや熱、発疹などの症状が現れます。抗生物質の内服によって、細菌が除去されると症状も
治まってきますが、喉の痛みや熱、発疹のかゆみの症状を
緩和するために、抗生剤と一緒に処方される薬があります。
症状別にどのような薬があるのかを見ていきましょう。
喉の痛み
◇ロキソニン解熱鎮痛剤です。
消炎作用もあり、熱も下げます。
痛みに対しての効果が強いことが特徴です。
胃が弱い方は、ムコスタなどの胃粘膜の保護をする薬と一緒に内服してください。
ロキソニンは、ニューキノロン系の抗生剤との
併用はできません。
◇トランサミン
扁桃炎や咽頭炎の痛み、発赤、腫れの治療に
使われます。
◇うがい薬
*イソジンガーグル・アズノールうがい液4%など
口腔内の殺菌、喉の炎症をとります。
◇トローチ
喉の炎症を抑えます
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熱を下げる
◇カロナール鎮痛解熱剤です。
胃を荒らすことは殆どないですが、効き目が緩やかなので、
人によっては効き目が弱いと感じる人がいます。
◇ロキソニン
解熱鎮痛剤です。
消炎作用もあり、熱も下げます。
痛みに対しての効果が強いのが特徴です。
胃が弱い方は、ムコスタなどの胃粘膜の保護をする薬と
一緒に内服してください。
ロキソニンは、ニューキノロン系の抗生剤との併用は
できません。
発疹の症状
発疹は抗生剤の内服により、菌がいなくなると発疹も治まるようです。
かゆみが酷い場合には、抗ヒスタミン剤が処方されることも
あります。
ステロイド剤は症状を悪化させることがあるので使用しません。
薬の副作用について
上記でご紹介した薬には、それぞれ副作用があります。処方された薬を薬局でもらうときに説明をよく読んでください。
あわせて下記の記事もご覧いただければと思います。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「溶連菌の薬は?大人と子供はメイアクト?フロモックス?サワシリン?」
まとめ
溶連菌の治療は、抗生剤の内服が重要になります。自己判断で抗生剤の内服を中止すると菌が残ってしまい、
合併症を起こすことがあります。
処方された抗生剤は、医師に指示された期間を守り、
必ず抗生剤を飲み切ってください。
薬を飲み始めて身体に異変を感じたら、すぐに医師に
相談してくださいね。
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