4月から6月はこの病気に気を付けて!手足口病などの予防や対処法!

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4月に入ると、インフルエンザ感染もほぼ終わり、ウイルス性感染症から解放された気分になりますね。

ところが、春先から初夏にかけて、また別のウイルス性感染症が流行するのです。

 

一般的には「子どもの感染症」といわれている病気が多いのですが、ときには大人も感染することがあります。

大人が感染すると重症化しやすいので、決して侮ることができません。

 

今回は、春から初夏にかけて流行するウイルス性感染症についてご紹介します。

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1.風疹(三日はしか)

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風疹は、基本的に春先から初夏(4月から6月頃)にかけて流行り始めます。

一般的には9歳くらいまでに感染しますが、大人になってから感染することもあります。

 

■原因、感染経路は?

風疹を引き起こす病原体は風疹ウイルスです。

主に飛沫感染で人から人へと感染域を拡げていきますが、ときには接触感染でうつってしまうこともあります。

 

■初期症状は?

目が充血し、耳の後ろ側のリンパ節が腫れて痛みを伴います。

小さな赤い発疹が顔や手足をはじめ、全身に現れます。

発熱するのは半数程度ですが、38℃以上の高熱が出る場合もあります。

ときおり、感染しても症状が全くでないこともあります。

 

■対処法は?

安静にしていれば、3~4日で症状がおさまってきますが、大人になってからの感染は子どもに比べて症状が重い場合があります。

妊婦さんの場合は「お腹の赤ちゃん」に影響を及ぼしてしまうことがあります。

風疹かな?と疑ったら、早めの受診がお勧めです。

 

■予防法は?

風疹ワクチンを接種することが一番の予防法です。

特に、「赤ちゃん」をこれから望んでいる人達は、予防接種を受けておくと安心です。

 

2.麻疹(はしか)

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麻疹は、急性熱性発疹性のウイルス感染症です。

1歳前後の乳幼児に最も多く発生しますが、大人になってからも感染してしまうことがあります。

 

■原因、感染経路は?

麻疹を引き起こす病原体は、麻疹ウイルスです。

麻疹ウイルスは、感染力が極めて強いことで知られています。

飛沫感染、空気感染、接触感染などの感染経路をたどり、人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

初期症状は、38℃前後の発熱、くしゃみや咳、目やに、目の充血という風邪に似た症状です。

間もなくにして、麻疹特有のコプリック斑(口腔粘膜に白い粘膜疹ができる)が見られます。

初期症状後、小さな発疹が四肢から全身に現れます。

 

■対処法は?

大人が麻疹に感染すると重症化することも少なくありません。

重症化すると、麻痺などの後遺症が残ってしまったり、妊婦さんの場合は流産や早産の危険率が高くなります。

医療機関を受診し、適切な治療を受けることが望ましいです。

 

■予防法は?

麻疹の感染予防は、やはり予防接種を受けることです。

麻疹ワクチンを1回しか接種していない人や妊婦さんとそのご家族には、ワクチンの接種をお勧めします。

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3.流行性耳下腺炎(おたふく風邪)

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流行性耳下腺炎は、通称「おたふく風邪」と呼ばれているウイルス性感染症です。

たいていは子どもの頃に感染しますが、大人になってから感染すると重症化しやすく、合併症を引き起こしてしまうこともあります。

 

■原因、感染経路は?

流行性耳下腺炎を引き起こす原因菌は「ムンプスウイルス」です。

このウイルスは、飛沫感染や接触感染で人から人へと感染していきます。

潜伏期間は2~3週間ですが、この期間の感染力は非常に強いといわれています。

 

■初期症状は?

流行性耳下腺炎の特徴でもある「耳下腺の腫れ(耳の付け根あたりから顎にかけて)」に伴って痛みが強く現れます。

38℃以上の高熱や頭痛、嘔吐、腹痛、倦怠感などの症状もみられます。

 

■対処法は?

重症化すると、難聴や心筋炎などの合併症を発症してしまうことがあります。

男性の場合、精巣炎などを引き起こし、男性不妊になる危険性が高まります。

 

女性の場合は、卵巣炎を引き起こすことがあります。

数パーセントの確率というものの不妊になってしまうことがあります。

初期症状が現れたときには、早急に医療機関で適切な治療を受けましょう。

 

■予防法は?

おたふく風邪の予防接種を受けることで約80%感染を防ぐことができるといわれています。

ムンプス難聴などを併発した場合は、一生後遺症を引きずらなくてはならなくなるので、予防接種をお勧めします。

 

4.伝染性紅斑(リンゴ病)

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リンゴ病は、5歳から9歳くらいまでの子どもに好発するウイルス性感染症です。

大人の場合、約50%の人が免疫を保持しているといわれていますが、免疫のない人は大人になってからでも感染します。

子どもの看病で母親も感染してしまうことが多いようです。

 

■原因、感染経路は?

リンゴ病を引き起こす原因菌は、「ヒトパルボウイルスB19」です。

飛沫感染や接触感染で人から人へと感染していきます。

 

■初期症状は?

リンゴ病は「リンゴのような赤い頬」になるのが特徴ですが、大人の場合は子どもほど強くなく、「火照っている」という感じです。

発症して2~3日経つと腕や太ももあたりに小さな赤い斑点が現れ始めます。

発熱や関節痛、全身倦怠感などの症状を伴うことも多々あります。

 

■対処法は?

リンゴ病は、大人が感染すると痛くて歩けないほどの関節痛が起こったり、発疹が長引く場合があります。

また、子どもに比べて重症化しやすいのが特徴です。

 

妊婦さんの場合は、重症化すると流産や胎児貧血などお腹の赤ちゃんへの影響を及ぼすこともあります。

感染を疑ったら、早めの受診がお勧めです。

 

■予防法は?

リンゴ病にはワクチンがありません。

手洗いやうがいを励行し、外出時にはマスクを着用しましょう。

 

5.手足口病

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手足口病は、4月頃から流行り始める夏風邪の一つです。

5歳以下の乳幼児に多く発症していますが、ときには大人も感染してしまうことがあります。

大人の場合、子どもに比べて症状がとても重くなるのが特徴です。

 

■原因、感染経路は?

手足口病の原因菌は、コクサッキーウイルスA16エンテロウイルス71です。

飛沫感染や接触感染、糞口感染によって人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

水疱や発疹が手足や口に現れます。

特に口中には多数発生し、痛みを生じます。

全身倦怠感や節々の痛み、口中の痛みから食欲が低下したり脱水症状を引き起こすこともあります。

子どもに比べて症状が強く発症することが特徴です。

 

■対処法は?

通常1週間前後で回復します。

合併症の危険性もほとんどなく、自然治癒が期待できる病気です。

40℃近い発熱や喉の痛みで食事や水分が摂取できないときには、医療機関でお薬を処方してもらいましょう。

 

■予防法は?

手足口病に効果のあるワクチンはありません。

特にお子様が感染してしまったときには、お母さんが感染しないよう、手洗いを十分におこないましょう。

 

まとめ

一般的に「子どもの感染症」といわれている病気は、大人になってから感染すると、重篤になる場合が多いので要注意です。

感染症が流行しているときには、早めの対策・予防がお勧めです。

 

予防接種がある場合は、予防として、さらには感染しても軽症で抑えるためにも受けたほうがよいでしょう。

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