10月~12月に感染しやすい病気とは?予防と正しい対処法!

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夏の感染症がようやく静まったかと思えば、秋から冬にかけて、また新たな感染症が流行し始めます。

「食欲の秋」には、「食中毒」に注意が必要です。

そして、寒くなるにつれて、RSウイルス感染症やマイコプラズマ感染症が登場してきます。

感染症は、重症化すると命とりになる危険性が潜んでいます。

 

今回は、秋から冬にかけて流行する感染症についてご紹介します。

感染症が流行する前に、感染予防に心がけましょう。

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1.腸炎ビブリオ感染症

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腸炎ビブリオ感染症は、6月頃から発生し始め、8~10月頃に多くみられます。

細菌が原因で起こる食中毒のため、「細菌性食中毒」に分類されます。

インフルエンザなどと違って、人から人へと感染を拡げることはありません。

 

■感染経路は?

経口感染(腸炎ビブリオに感染した魚介類を生食すること)によって腸炎ビブリオ感染症を引き起こします。

 

■初期症状は?

症状としては、嘔吐や下痢、腹痛、発熱などがみられます。

ときには、血便が現れることもあります。

 

刺身などを食べた後に、強烈な腹痛や下痢の症状がある場合、腸炎ビブリオ感染症の可能性があります。

特に夏場に発症するケースが多いため、注意しましょう。

 

■対処法は?

抵抗力の弱い高齢者などが感染すると、重症化し、稀に命を落としてしまうこともあるので、医療機関で適切な治療を受けましょう。

下痢や嘔吐などがある場合は、脱水症状に注意し、水分補給を行います。

下痢止めなどの市販薬は、極力使用は控えましょう。

 

■予防法は?

お寿司やお刺身など、魚介類を生食するときには、

・魚介類を保存する場合は、5℃以下で低温保存しましょう。

・魚介類は、必ず真水でしっかりと洗い、十分な加熱をして調理しましょう。

・使用まな板や調理器具は、すぐに洗剤を使ってしっかりと洗いましょう。

など、注意しましょう。

 

2.溶連菌感染症

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溶連菌に感染すると、急性咽頭炎扁桃腺リウマチ熱など様々な病気が発症します。

4歳から7歳の子どもに最も多くみられるため、「子どもの感染症」の一つに思われがちですが、大人も感染することがあります。

溶連菌感染症は、10月頃から流行り始め、11月~翌年1月頃まで大流行します。

 

■感染経路は?

主に飛沫感染(感染者の咳やくしゃみの飛沫を吸い込むことで呼吸器系に感染する)で人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

溶連菌感染症の中で最も多い病気は「急性咽頭炎」です。

38度以上の高熱がでて、喉の粘膜の腫脹によって喉に強い痛みを生じます。

また、舌にイチゴのような赤いブツブツができたり(イチゴ舌)、扁桃腺に膿が溜まる溶連菌感染症の特徴的な症状が現れます。

 

■対処法は?

大人の場合、たいていの人が溶連菌に対する免疫を持っており、感染しても症状が現れないことが多いようです。

しかし、発症してしまうと、子どもに比べて強く症状が現れたり、重症化し、ときには命を落としてしまうこともあります。

酷くなる前に、症状が現れたら早急に医療機関で適切な治療を受けましょう。

 

■予防法は?

手洗いやうがいを励行します。

外出時にはマスクを着用しましょう。

家族に感染者がいる場合は、家庭内でもマスクを着用したほうが安全ですね。

コップの共有なども感染の危険がありますから、避けましょう。

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3.RSウイルス感染症

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RSウイルス感染症は、2歳くらいまでの乳幼児が感染する病気です。

一度の感染では完全な免疫ができないので、何度か感染を繰り返します。

大人の場合、感染した子どもの看病疲れで免疫力が低下したときに感染することが多いようです。

 

■感染経路は?

飛沫感染(感染者の咳やくしゃみなどの飛沫)や接触感染で、人から人へと感染を拡げます。

 

■初期症状は?

くしゃみや鼻水の症状から始まります。

まもなくにして、激しい咳と喘鳴(ゼーゼーヒューヒューというような呼吸)が現れます。

大人の場合、ある程度の免疫があるので、鼻かぜ程度で治まることが多いです。

しかし、稀に重症化して気管支炎や肺炎を併発したり、高齢者の場合は、急性下気道炎を引き起こしてしまうことがあります。

 

■対処法は?

しつこい咳が続く場合には、RSウイルス感染症かもしれません。

特に高齢者や妊婦さん、家族に乳幼児がいる人の場合は、医療機関で適切な治療を受けることをお勧めします。

 

■予防法は?

手をしっかりと洗い、マスクを着用することが必須です。

おもちゃなどは、こまめにアルコールなどで消毒・除菌し、清潔に保ちましょう。

 

4.マイコプラズマ感染症

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マイコプラズマ感染症の大半は、14歳以下の子どもにみられますが、大人も感染することがあります。

中でも、感染した子どもから二次感染することが多いようです。

 

■感染経路は?

マイコプラズマ感染症は、飛沫感染や接触感染で人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

倦怠感や、発熱、咳などの症状が現れます。

咳は「乾いた咳」で長引きます。

大人の場合は、湿った咳が現れることもあります。

 

■対処法は?

マイコプラズマ感染症は、自然治癒は期待できる疾患ではありません。

マイコプラズマ感染症は、肺だけでなく、皮膚炎や腎炎、髄膜炎や脳炎などを引き起こす原因になる危険性があります。

咳が続いたり、二次感染の疑いがあるときには、早急に医療機関で適切な治療を受けましょう。

 

■予防法は?

マイコプラズマは、1週間から1ヶ月と潜伏期間が非常に長いため、発病前に家族に感染してしまうことが多々みられます。

感染経路は、飛沫感染と接触感染ですから、「手洗い」「うがい」は必須です。

子どもが通っている保育園や学校などでマイコプラズマ感染症が流行しているときは、特に気を付けましょう。

 

まとめ

1年を通して、様々な感染症が流行します。

12月下旬になると、インフルエンザがそろそろと発生し、1月に猛威を奮います。

感染症には色々な感染経路がありますが、「手洗い」「うがい」の励行は基本ですね。

バランスのとれた食事、十分な睡眠など、生活習慣を見直し、免疫力のアップを心がけることも大切です。

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