1月から3月はこの病気に注意!溶連菌感染症やインフルエンザの予防や対処法!

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毎年、1月から3月にかけてウイルス感染症が猛烈な勢いで流行します。

なぜウイルスは冬場に猛威を奮うのかご存知でしょうか?

 

実はウイルスは、空気が乾燥した環境を好むからなのです。

乾燥した環境下では、咳やくしゃみなどの飛沫が飛び散りやすいため、感染域がどんどんと拡大していきます。

 

また、乾燥によって、喉の粘膜も乾燥し、粘液が減少します。

粘液は病原体を取り除く作用がありますが、粘液が減少するとウイルスが喉の粘膜に付着しやすくなるため、感染率が高くなってしまうのです。

 

そこで今回は、1~3月の寒い時期に流行する感染症をご紹介いたします。

早めの対策で、感染防止に心がけましょう。

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1.インフルエンザ(流行性感冒)

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インフルエンザは、11月頃から流行り始め、1~2月に猛威を奮います。

インフルエンザの原因菌「インフルエンザウイルス」は感染力が非常にに強く、あっという間に感染が拡がります。

 

■感染経路は?

インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染です。

感染者の咳やくしゃみによってウイルスがばら撒かれ、それを吸入してしまうと感染します。

接触感染や空気感染でうつってしまうこともあります。

 

■初期症状は?

感染から1~2日後、突然に悪寒がして39℃前後の高熱が出ます。

インフルエンザは合併症を引き起こしやすいので、感染したかも…と感じたら、すぐに医療機関で受診しましょう。

 

■予防法は?

インフルエンザの予防法としては、

・外出時はマスクをする
・うがいや手洗い
・栄養と休養をしっかりとる
・室内の加湿と換気

などがあります。

ただし、やはり最大の予防法は、流行の前に予防接種を受けることです。

 

■対処法は?

インフルエンザには、特効薬(抗インフルエンザ薬)があります。

「タミフル」「リレンザ」です。

ご存知と思いますが、抗インフルエンザ薬は、48時間以内に服用しなければ効果が激減してしまいます。

抗インフルエンザ薬が投与できる期間に受診することが早い回復につながりますから、受診時期を逃さないようにしましょう。

 

2.ウイルス性胃腸炎

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ウイルス性胃腸炎とは、ウイルスの感染によって嘔吐下痢を引き起こす疾患です。

ウイルス性胃腸炎の中でも、ノロウイルス感染症ロタウイルス感染症が代表的です。

 

ノロウイルス感染症は11月頃から流行り始め1月に最も多く、ノロウイルスが下火になる2月頃からロタウイルスが流行します。

 

■感染経路は?

多数のウイルスが混じった感染者の便や嘔吐物から、糞口感染接触感染飛沫感染によって人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

激しい嘔吐下痢腹痛が起こります。

ノロウイルス感染症の場合、1日に10回以上下痢をしてしまうことがあります。

 

ロタウイルス感染症の場合、米のとぎ汁のような「白い水様便」が特徴で、38℃以上の発熱を伴うことがあります。

 

■予防法は?

ウイルス性胃腸炎の予防法としては、

・帰宅時や食事の前に手洗いをする
・栄養と休養をしっかりとる
・他人が使ったタオルなどを共有しない
・食べ物は十分に加熱してから食べる

などがあります。

 

■対処法は?

激しい下痢や嘔吐によって相当量の体液が失われるので、「補水」が肝心です。

経口補水液などを小まめにとり、脱水症状に陥らないようにしましょう。

 

3.マイコプラズマ肺炎

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マイコプラズマ肺炎は、一年を通して発生していますが、特に12月から1月に多くみられます。

マイコプラズマ肺炎は14歳以下の若年層に好発しますが、大人が感染すると重症化しやすいといわれています。

 

■感染経路は?

感染者の痰や咳が原因の飛沫感染で、人から人へと感染します。

 

■初期症状は?

鼻水や鼻詰まり喉の痛み倦怠感などの症状が現れます。

38℃以上の熱を伴うこともあります。

激しい咳が夜間から早朝にかけて現れるのが特徴です。

 

■予防法は?

マイコプラズマ肺炎の予防法としては、

・外出時はマスクをする
・うがいや手洗い
・栄養と休養をしっかりとる
・室内の加湿と換気

などがあります。

マイコプラズマ肺炎にはワクチン予防接種はありません。

 

■対処法は?

風邪だと思って市販薬を服用しても全く効果が無い場合や酷い咳がしつこく続いているときには、早めの受診がお勧めです。

放置していると、重症化して合併症を引き起こす危険性があります。

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4.溶連菌感染症

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溶連菌感染症とは、連鎖球菌が原因で起こる病気の総称です。

中でも、扁桃腺炎急性咽頭炎が代表的です。

 

■感染経路は?

感染者の咳やくしゃみなどの飛沫によって人から人へと感染していきます(飛沫感染)。

溶連菌は、インフルエンザなどに比べると感染力は低いですが、家族の中に感染者がいる場合は要注意です。

 

■初期症状は?

頭痛強い喉の痛みなどの症状が現れます。

微熱、ときには38℃以上の熱を伴うこともあります。

 

溶連菌感染症は、イチゴ舌(舌に赤いブツブツができる)が特徴です。

からだ全体に発疹が現れることもあります。

 

予防法は?

溶連菌感染症の予防法としては、

・外出時はマスクをする
・うがいや手洗い
・栄養と休養をしっかりとる
・室内の加湿と換気
・他人と同じ食器やコップの仕様は避ける

などがあります。

 

■対処法は?

溶連菌に感染すると、自然治癒は期待できません。

症状が長引くと他の病気を併発してしまうので、医療機関で適切な治療を受けましょう。

 

5.RSウイルス感染症

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RSウイルス感染症は、乳幼児に多い呼吸器感染症ですが、大人も感染することがあります。

毎年11月頃から流行し始め、3月頃になると徐々におさまってきます。

 

■感染経路は?

飛沫感染接触感染で流行します。

 

■初期症状は?

初期症状は、鼻水くしゃみ発熱などで、通常4~5日で回復に向かいます。

しかし、上気道の炎症が下気道まで波及すると、気管支炎や細気管支炎を発症してしまいます。

その場合は、喘鳴(ヒューヒューゼーゼー)酷い咳が現れます。

 

予防法は?

RSウイルス感染症の予防法としては、

・外出時はマスクをする
・うがいや手洗い
・人の出入りが多い場所を避ける

などがあります。

特に、タバコの煙は子どもの気道を刺激してしまい、咳症状を悪化させることもありますので注意してください。

 

■対処法は?

感染した子どもの看護によって親が感染した場合、重症化する場合があるそうです。

風邪のような症状が現れたら、とりあえず医療機関で受診することをお勧めします。

 

まとめ

上記以外にも、この時期には「風邪」が流行します。

風邪(風邪症候群)は気道に急性の炎症を起こし、咳や鼻水、喉の痛み、発熱などを発症します。

 

大半はウイルスが原因ですが、医療機関で受診してもウイルスを特定することはなく、症状にあったお薬が処方される程度です。

もちろん、軽症の場合は、自然治癒も期待できます。

 

様々なウイルスに感染しないために、十分な睡眠やバランスのとれた食事の摂取で、免疫力をアップしましょう。

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