麻疹と風疹の違いは?症状と予防接種の費用や副作用は?

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麻疹と風疹の違いは分かりますか?と聞かれると、正確に答えられない方も多いのではないでしょうか?

「麻疹」は「はしか」「風疹」は「三日はしか」とも呼ばれていますので、似たような病名から「同じ病気?」という誤解も招くようです。

どちらもウイルスが原因で発症する病気ですが「麻疹」と「風疹」は別の病気です。

 

今回は「麻疹」と「風疹」の症状を理解して、予防接種の重要性を認識しましょう。

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麻疹や風疹の原因と感染経路

それでは、麻疹と風疹と別々に原因と感染経路を見てみましょう。

それぞれの特徴と注意すべき点をしっかりと確認してくださいね。

 

■麻疹(はしか)の原因と感染経路

麻疹は「麻疹ウイルス」に感染することで発症します。

麻疹ウイルスは感染力が非常に強く、咳やくしゃみによる「飛沫感染」だけでなく、空気による「空気感染」も起こります。

免疫のない人は90%以上感染すると言われています。

母親からの免疫がなくなる2歳~6歳頃の子供がかかりやすく、発症してしまうとその症状はとても重くなります。

 

■風疹の原因と感染経路

風疹は「風疹ウイルス」に感染することで発症します。

感染経路は咳やくしゃみによる「飛沫感染」で、4歳~10歳くらいの子供がかかりやすいとされています。

風疹の症状は軽くすむことが多いと言われていますが、十分に注意することが必要なのが妊婦さんです。

妊婦さんが風疹に感染するとお腹のなかの胎児に悪い影響が出る可能性がありますので、妊婦さんと妊婦さんがいるご家族の方は、気をつけたい病気です。

 

麻疹と風疹の症状

次に麻疹と風疹に分けて、症状を見ていきましょう。

似ている症状と固有の症状を確認しましょう。

 

■麻疹(はしか)の症状

初期には風邪に似た症状が現れます。

・38℃以上の高熱

・鼻水やくしゃみ

・目の充血と目ヤニ

 

また、麻疹特有の症状として

・口のなかが真っ赤になり、口の中の粘膜に白い斑点ができる。(プリック斑といいます)

・3~4日続いた熱が一旦下がり、また高熱がでる。

・全身に赤く少し盛り上がった発疹が現れる。

があります。

 

症状は10日から2週間ほどで治りますが、大人が麻疹を発症すると重症化しやすいので注意してください。

 

■風疹の症状

38℃前後の熱がでて(熱は出ない場合もあります)、顔や耳の後ろのリンパ節が腫れ米粒くらいの赤い発疹(色は薄め)が現れます。

この発疹は1~2日で全身に広がりますが、3日ほどで自然に消えます。

このことから風疹は「三日はしか」とも呼ばれていますね。

 

麻疹と風疹の症状の違いは?

風疹は熱が38℃前後首や耳の後ろが腫れ発疹は3日ほどで消えます。

麻疹は、熱が38℃以上の高熱がでて、一旦は熱は下がりますが、また上がります

また、口の中が真っ赤になり白い斑点ができ、発疹が消えるまでに時間がかかるなど、熱の出方や発疹の様子が違います

 

どちらにしろ、麻疹や風疹の症状が発症してしまったら、病院を受診することが必要です。

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麻疹風疹の予防接種

麻疹を発症すると、その症状は風邪に比べ非常に重く、大人がかかると重症化してしまいます。

また、風疹は妊婦さんが発症すると、胎児に影響が出る可能性がありますので、子どもの頃に予防接種を受けておくことが重要となります。

 

■麻疹風疹の予防接種を受ける期間

以前、麻疹と風疹の予防接種は別々でしたが、現在では「MRワクチン」(麻疹と風疹の混合ワクチン)として定期接種となっています。

受ける時期は、

・Ⅰ期 生後12カ月~24カ月

・Ⅱ期 5歳~7歳

となっています。

 

■麻疹風疹の予防接種の費用

決められた期間内の接種の料金は国の負担となり、小学校入学前に2回接種します。

決められた期間外は、自費負担となります。

・自費の場合のMRワクチン接種は 約8000円

・自費で風疹単独の接種は 約6000円

・自費で麻疹単独の接種は 約6000円

となります。

 

■麻疹風疹の予防接種の副作用

予防接種を打った部位が赤く腫れたり、10~15%の人に発熱や発疹がみられることがあります。

このような症状は3日ほどで治ると言われていますが、病院を受診して指示を受けたほうが安心ですね。

 

まとめ

麻疹と風疹は予防接種によって、95%以上の人が免疫を得られると言われています。

子どものうちに、決められた期間内に受けておきたいですね。

 

期間内に打ちそびれた方や抗体のない大人の場合は、自己負担となってしまいますが、重症化や胎児への影響を考えると高額でも受けることが大切だと思います。

母子手帳の確認や抗体検査などで、自分に麻疹と風疹の抗体があるかを確認して、抗体のない方は予防接種を受けましょう。

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