首の痛みの症状は髄膜炎?子供の頭痛の原因や後遺症は?

main 子供の頭痛は侮れないません!

 

子供が「頭痛」を訴えたときには、風邪かな?と
安易に判断してしまうのは危険です。

 

発熱や悪寒、嘔吐などの症状を伴い、今までに経験したことの
ないような激しい頭痛が突然起こった場合は、

「髄膜炎」

などの病気が疑われます。

 

髄膜炎の場合、新生児や乳児は抵抗力が弱いため、治療が遅れると
命を落としたり、重い後遺症を残してしまいます。

子供の様子がおかしいときには、すぐに小児科で受診しましょう。

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髄膜炎とはどのような病気?

髄膜炎とは、脳脊髄膜に炎症が起こる疾患です。

どの年齢層にも発症しますが、多くは、抵抗力の弱い
2歳くらいまでの乳児にみられます。

 

髄膜炎は、

ウイルス性髄膜炎(無菌性髄膜炎)



細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)

に大別されます。

 
ウイルス性髄膜炎(無菌性髄膜炎)
ウイルス性髄膜炎の原因菌の約8割は、

コクサッキーウイルス



エンテロウイルスです。

 

その他、

ムンプスウイルス(おたふくかぜの菌)



ヘルペスウイルス

などが原因菌になることもあります。

 

ウイルス性髄膜炎は、細菌性髄膜炎に比べて軽症のことが多く、
後遺症についてもほとんど心配がありません。

 
細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)
細菌性髄膜炎の原因菌は、

ヒブ(インフルエンザ菌b型)

が最も多く、次いで、

肺炎球菌や髄膜炎菌

などがあげられます。

 

現在では、ワクチンの普及により、小児の細菌性髄膜炎は
減少傾向にありますが、細菌性髄膜炎に罹った場合、
ウイルス性髄膜炎に比べて重症化することが多く、
後遺症が残る危険性があります。

 

子供が罹る髄膜炎の症状は? 首が痛くなる?

ウイルス性髄膜炎も細菌性髄膜炎も、初期症状は風邪と
よく似ており、発熱(40℃前後の高熱)と悪寒から始まり、
続いて激しい頭痛や吐き気、嘔吐、下痢などの症状が現れます。

 

また、「項部硬直」という特徴的な症状が現れることが多々あります。

 

項部硬直とは、首の後ろ側が硬直し、首を前に曲げにくくなる
ことです。

硬直によって首から背中にかけて痛みを生じます。

 

ウイルス性髄膜炎の治療は?

ウイルス性髄膜炎の場合、ウイルスに対する効果的な薬が
ないため、主として対症療法(症状に合わせた治療)が施され、
経過を観察します。

 

軽症の場合は、自宅療養も可能です。

 

脳炎を併発しない限り、一般的に数日程度で症状は徐々に
回復に向かい、2~3週間で治癒します。

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細菌性髄膜炎の治療は

細菌性髄膜炎の場合、重症化する危険性があるため、
2~3週間の入院が必要です。

 

治療では、抗生物質の静脈注射がおこなわれます。

 

生後6週間を過ぎていれば、神経障害を予防するために
コルチコステロイド薬が処方されることもあります。

 

新生児の髄膜炎は症状が違う?

抱っこしても泣き止まない、ミルクを飲まない・・・

こういうときは要注意です。

 

新生児の髄膜炎は主として敗血症が原因です。

 

新生児の場合は、髄膜炎特有の「項部硬直」は
あまりみられません。

 

体温調節障害や呼吸窮迫、

無呼吸、

黄疸など、

新生児敗血症に関連した症状や、

嘔吐、

嗜眠(うとうととした状態)、

けいれん、

眼球が内側または外側を向いてしまう

などの兆候が現れます。

 

また、脳圧が上昇して、泉門に腫れを生じることも
あります。

 

髄膜炎の後遺症は?

ウイルス性髄膜炎の場合は、脳炎を併発しない限り、後遺症が
残ることはまずありません。

 

細菌性髄膜炎の場合、適切な治療を施しても、

新生児は約25%、

乳児は5~20%

と死亡率が高く、重い後遺症が残ってしまう危険性があります。

 

また、後遺症の確率は約20%といわれています。

 

主な後遺症には、

水頭症、

難聴、

てんかん、

脳性麻痺、

知的障害、

発達障害、

けいれん

などがあげられます。

 

まとめ

髄膜炎はとても怖い病気です。

平成25年4月1日より、ヒブワクチンと小児用肺炎球菌ワクチンが
定期予防接種となりました。

 

髄膜炎を恐れる前に、まずワクチンで予防!

これが大切です。

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