頭痛や腹痛などストレスの症状と対処法!ストレスチェックで測定を!

ストレスが原因のつらい頭痛や腹痛・・・。



できれば何とかしたい!って方は多いのではないでしょうか?


現代の複雑化する社会において、「ストレス」という言葉が頻繁にが飛び交っているのを聞きます。

このストレスが原因と思われる様々な事件やニュースも多く報道されており、今は「ストレス時代」とも言われていますよね。

実際、厚生労働省もこの事態を重く取り上げ、メンタルヘルスに力を注いでいます。


どんな状況においてもストレスを感じることはごく自然なことで、ストレスの無い生活などはありません。

しかし、ストレスを軽減することは可能ですので、精神手的につらい・・・と感じたら無理をせず、早めに対処することが肝要です。


今回は、そんな多くの人を悩ませるストレスについて、症状や対処法、そしてストレスチェックについてご紹介します。

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ストレスとは?

そもそもストレスとは、『ストレッサーが身体に加わることで、身体の変調を示す現象』のことです。

ストレッサーとは、「ストレスの源」、つまり、ストレス反応を引き起こす外的からの刺激のことです。

ストレッサーの原因としては、寒冷、猛暑、気候の変化、不眠、疲労、感染、怒り、不安・・・と、身体的・精神的刺激など様々です。


ストレスの感じ方には個人差がありますよね。

もともと私たちのからだは、ストレスに耐えることができる力を備えています。


しかし、ストレスが克服できないほど強いものであったり、長期的に続いてしまうと、様々な疾病を引き起こしてしまいます。

「ストレス」は、それをバネにして自己成長を促せる場合もあれば、健康状態を損ねる場合もあるという侮れない因子なのです。

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視床下部と下垂体の働き

ここで、ストレスのメカニズムに大きく関与している器官についてご説明します。

私たちのからだは、(脳の)視床下部によって恒常性が保たれています。

視床下部は自律神経の最高中枢です。

また、視床下部は下垂体と連携して、内分泌系を調節しています。


そのほか、新陳代謝、呼吸、体温調節、水分調整、食欲、消化、性欲、感情などの調節にも関わっています。

視床下部は、これらを総合的に機能させる役割を担っている生命維持に大変重要な器官です。



下垂体は、内分泌器官です。

視床下部に接する位置にあり、視床下部と連携しながら働きます。

下垂体は前葉・中葉・後葉から構成されていますが、ストレスと大きく関係するのが下垂体前葉から分泌されるホルモンです。



下垂体前葉のホルモンには、

「成長ホルモン」

「プロラクチン」

「甲状腺刺激ホルモン」

「副腎皮質刺激ホルモン」

「卵胞刺激ホルモン」

「黄体形成ホルモン」

などがあります。

視床下部から分泌されるホルモンに刺激されることで、分泌が促進されたり抑制されたりします。

つまり、視床下部が下垂体前葉のホルモン分泌を調整しているのです。


しかし、視床下部が何らかの影響を受けてこの中の一つのホルモンが異常に分泌されると、他のホルモンの分泌が抑制されてしまいます。

そうなると、分泌のバランスは崩れてしまいます。


自律神経には交感神経と副交感神経があり、拮抗的に作用して身体のバランスをとっています。

交感神経は血流や呼吸を促進して、身体活動の能力を高めます。

反対に、副交感神経はリラックス状態に働き、消化管活動を促進してエネルギーを蓄えます。

ストレス反応とメカニズム

ストレス反応とは、ストレスによって恒常性を保たれている体内のバランスが崩れた状態から、回復するまでの過程で生じる全身防衛反応のことです。

この反応は、

「ショック期」

「抗ショック期」

「抵抗期」

「消耗期」

の4段階に分けられます。


それでは、ストレッサーが加わったとき、からだの中ではどんな反応が起こっているのでしょう?

ストレス反応を詳しく説明していきます。

1.ショック期
ストレッサーの刺激を受けたからだは、血圧が低下し、体温が下がります。

刺激(ストレッサー)を感知した視床下部は、神経系に作用します。

交感神経が活発になり、アドレナリンが分泌されます。


アドレナリンは、気管支を広げて酸素を多く取り込み、血液循環を促進し、血圧や心拍数を上昇させます。

また、エネルギーを放出するため、肝臓に作用してグリコーゲンの分解を促進して、血糖値を高めます。


2.抗ショック期
ストレッサーの刺激を受けた視床下部からの司令によって、下垂体前葉から、副腎皮質刺激ホルモンが分泌されます。

副腎皮質刺激ホルモンは、副腎皮質を刺激します。

刺激された副腎皮質は、「糖質コルチコイド」を多量に分泌します。


糖質コルチコイドは抗炎症、糖新生に働くホルモンです。

エネルギー源である糖をどんどんと新生し、ストレスに対する抵抗力を促します。


3.抵抗期
ストレスに対する抵抗力を維持し、生体を防衛します。

次第に、からだは活力を取り戻します。


4.消耗期
ストレッサーが長期的に続いた場合、生体はエネルギーを消耗してしまいます。

重症化すると、命にかかわることもあります。


ストレスで体調が悪い場合は病院で受診を



ストレスが長期化し、体調不良を起こすようであれば、勇気をもって医師に相談してください。

ストレスが原因で起こる症状は、検査をしても異常がないことが多々あります。


受診するときには、ストレスを抱えていることを医師に告げることが肝要です。

そして、焦らずにゆっくりと治療を受けましょう。


このとき、心身症の人は診療内科がお勧めです。

心身症とは、発症や経過に心理的な要因(ストレスなど)が大きく関与している疾病の総称です。

胃潰瘍などがそれにあたります。


イライラや不安、仰うつ、不眠、など「心の病気」の場合は精神科で受診してください。

精神科は、気持ちが落ち込んだり不安になったときに相談に乗ってくれる機関でもあります。

心のケアの専門家ですので、安心して受診しましょう。


ストレスで起こる症状の自宅でできる治療や予防

ストレスで体調を崩した場合、病院で受診するのが最も有効な治療法です。

しかし、すぐには受診できない場合や行くのに抵抗がある人も中にはいるかもしれませんね。

その場合、自宅でできるストレスに対する治療法として有効とされているものがありますのでご紹介します。


今回は症状別に治療法をご紹介しますが、これらは自覚症状がない場合でも予防法として有効です。

日常生活でちょっとストレスを感じるなど合った場合に是非試してみてください。

【自宅で出来る治療法】緊張性頭痛の場合

まず、枕の高さを調節してください。

「頭部と頸部の間に出来る空間を枕で埋める」ことができる枕の高さに調節しましょう。

次に食事ですが、マグネシウムを多く含む食品を摂取しましょう。

マグネシウムは、豆腐や藻類、落花生、小麦胚芽などに多く含まれています。


それでも改善しない場合は、やはり受診することをおすすめします。

医師の診断を仰いだ場合、筋弛緩薬や抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬などが投薬されます。

用法容量などをよく確認して服用してください。


【自宅で出来る治療法】胃腸炎の場合

胃腸炎になったからといって、すぐに下痢止めを飲むなどの自己判断はNGです。

まずは、からだの中の有害物質を全部排出することが先決です。


また、胃腸炎の場合は水分補給が最も重要です。

下痢をおこしているときは脱水を起こさないように、こまめに水分を補給します。

ただし、冷たい飲み物はNGです。

お腹を冷やさないよう、温かい飲み物を補給しましょう。


食事に関しては、脂肪の多い食品は禁物です。

お粥など消化のよいものを摂取するように心がけましょう。


胃腸炎の場合も、改善が見られなければ受診しましょう。

受診した場合、ビオフェルミンなどが処方されます。

【自宅で出来る治療法】過敏性大腸症候群の場合

食事に関しては、下痢を繰り返す人は冷たいものや脂肪の多い食品は避けましょう。

逆に便秘を繰り返す人は、刺激物を避けて食物繊維を多く含んだ食品を摂取しましょう。


水分補給に関しては、冷たい飲み物は避けましょう。

また、こまめに水分補給をすることを心がけましょう。


その他、運動や散歩など、気分転換をはかることも有効です。


それでも改善しない場合は、病院で診察を受けましょう。

受診した場合は、薬物療法がおこなわれ、整腸剤や腸内セロトニンを安定させる薬などが投与されます。

セロトニンは、「幸せホルモン」と呼ばれている神経伝達物質です。

セロトニンが減少すると「うつ病」を発症します。


この物質は腸の中で合成されていますが、腸の調子が悪くなるとセロトニンの生成が低下し、うつ病を発症しやすくなります。

そのため、セロトニンを安定させる薬を投与してうつ病を予防します。

【自宅で出来る治療法】心因性嘔吐の場合

心因性嘔吐の場合は気分転換が有効です。

「また吐いてしまうかも・・・」とそればかり考えないように気を反らすことを意識してください。

「吐く」という不安をほんの少しの間でもよいので取り除くことが大切です。


また、嘔吐してしまったときには、吐き気が治まるまで水分摂取は控えましょう。

一時間くらいしたら、少しずつ水分を補給して様子をみましょう。


食事に関しては、脂肪の多い食品は避けてお粥など消化のよいものを選びます。

1回を少量にして、食事の回数を増やしましょう。


改善が見込めない場合は受診しましょう。

受診した場合は、鎮吐薬や抗不安薬などによる薬物治療がおこなわれます。

【自宅で出来る治療法】心因性めまいの場合

心因性のめまいは、ストレスの原因を取り除けば大抵の場合は治まります。

ただし、続く場合は専門の医療機関で治療を受けましょう。

医療機関では、問診や眼振検査、平衡機能検査などの検査が行われます。

1.問診
病状を性格に把握するため、身体的、精神的なことがらについて問診されます。

2.眼振検査
眼振検査によって、めまいが起こっているときに眼球に動きがあるかどうか調べます。

心因性の場合、眼球の動きは殆どみられません。

3.平衡機能検査
心因性の場合は、平衡機能に異常がみられません。

4.心理テスト
不安やうつ状態を詳しくチェックします。

5.治療
検査の結果、心因性のめまいであることがわかれば、精神療法と薬物療法をおこないます。

6.投薬
原因が心因性の場合、めまいの薬を服用しても改善が期待できないため、抗不安薬や抗うつ薬が投与されます。


まずはWebでストレスチェックを!

2014年6月、厚生労働省は労働者のメンタルヘルス不調を未然に防ぐ取組として、従業員50人以上の全ての事業所にストレスチェックの実施を義務付ける

「ストレスチェック義務化法案」

が成立し、2015年12月1日より施行されました。


ご自宅でもできる「ストレスチェック」として、下記のサイトでストレス度を測定することができます。

出典: http://kokoro.mhlw.go.jp/check/



厚生労働省制作「5分でできる職場のストレスチェック-こころの耳」

出典: http://www.genic-net.com/stress/



メディシナル研究所制作「ストレス解消に役立つ!ストレス度チェック」



「ストレスかな・・・」って感じたら、まずはこれらのWebでできるストレス度チェックをしてみましょう。

ストレスの症状チェック は、あくまでも特徴的な症状に対する一般的な傾向を参考にするもので、症状に対して個別の診断を行うものではありません。

しかし、ある程度自分の状態を確認することができます。

もし気になる症状のある場合は、医師にご相談し、専門的な診断を受けるようにして下さい。

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最後に・・・

いかがでしたか?

今回は、頭痛や腹痛などストレスの原因と症状、そして対処法についてご紹介しました。


ストレスは、現代に生きる私たちにとっては無関係なものではありません。

皆、なんらかのストレスを毎日感じて生きています。

まずはストレスのメカニズムを知ることで、ストレスによって自分のからだになにが起こるのか、どんな状態なのかを知ることが大切です。

そして、ストレスと共存していくという意識を持ちましょう。


ストレスを抱えてしまったとき、糖質コルチコイドが多量に分泌します。

糖質コルチコイドを合成するときにはビタミンCがたくさん消費されますから、ストレスを感じたらビタミンCの補給が効果的ですよ。


少しでもストレスを溜め込まないように、自己管理をしてすごしましょう。

最後までありがとうございました。

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