脳卒中と脳梗塞、脳出血の違いは?症状は?前兆はある?

4 そもそも「脳卒中」とは何でしょうか?

 

脳卒中という病気を分類すると、

「脳梗塞」といわれる脳の血管が詰まって起こる病気と、

「脳出血」や「くも膜下出血」という脳の血管が破れて出血するもの

の2つに大きく分類できます。

 

脳卒中は、癌(悪性腫瘍)と心臓病に次いで3番目に多い
死因になっています。

脳卒中の患者の数は、おおよそ150万人くらいとされ、
毎年25万人以上が新たに発症しているとされています。

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脳卒中の前兆について

脳卒中は、発症する前に兆候があるようです。

 
脳梗塞の前兆
・TIA(一過性脳虚血発作)が起こることもあります。

これは、一時的の血栓が脳の血管に詰まった状態を言い、数分で回復するものです。

数分で血栓が溶けてしまうもののようです。

・片麻痺が起こる

・身体の片側がしびれる(左右のどちらかがしびれます)

・めまいが起こる

・ろれつがまわらなくなる

・物が見えにくくなる

・視野が欠ける

などの症状が出ることがあります。

症状が出たら、早めに病院を受診して下さい。

 
脳出血の前兆
・TIA(一過性脳虚血発作)が起こることもあります。

血栓が一時的に血管に詰まり、生じる障害になります。

片麻痺や感覚障害、ろれつ障害などが起こります。

・めまいがする

・激しい頭痛が起こる

・立って、きちんと歩くことができない

・気分が悪くなり、嘔吐してしまう

・激しい肩こりなどを感じる

などの症状がでることがあります。

 
くも膜下出血の前触れ
・頭部の激痛がはしる

・物が2つにみえる

・片方の目が拡大する

などの症状が認められることがあります。

 

くも膜下出血の前兆は、おおよそ30%位の人に
見られると言います。

つまり、半数以上の人が前触れが無く
発症していることになります。

 

脳卒中:『脳梗塞』について

脳梗塞の種類は、

「脳血栓」



「脳塞栓」

があります。

 
脳血栓とは
「脳血栓」は、脳の血管などが動脈硬化などにより細くなって、
血液が血管の中を流れにくくなり、血がその部分に溜まり、
血栓(血の塊)となって、血管が詰まってしまう病気になります。

 

要するに、血管の中で血の塊ができて、血管が詰まり、血液が
流れなくなる病気になります。

 
脳塞栓
「脳塞栓」とは、脳の血管の中で血の塊(血栓)が
できたのではありません。

他の部位のどこかでできた血栓が、血液の流れに乗り、
脳の血管の中に入り、脳の血管が詰まってしまう
病気になります。

 

脳の血管は先に行くほど細くなっているため、血栓が
詰まり易い状態になっています。

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脳卒中:『脳出血』について

脳出血とは、脳の中の細い血管が切れて、

大脳・小脳・脳幹

などで出血をしてしまう病気をいいます。

 

脳の中で、出血をするため、脳の中に血の塊(血腫)が
できてしまいます。

 

脳卒中にならないための予防

脳卒中の直接的な原因は、血圧の高さと言われていますが、
普段の生活から気を付けていることが大切になります。

 

脳卒中は、

偏った食事や運動不足、

ストレス、

喫煙、

過度なアルコールの摂取

のような生活習慣の乱れと、その延長線上にある、

高血圧や糖尿病、

脂質異常症、

心臓病

などが大きな原因の背景になっていることが示唆されます。

 

そのため、生活リズムを整えるとともに食生活の改善も
必要になります。

食事は、野菜類や魚類を多く摂るようにするとよいでしょう。

 

まとめ

脳卒中は、脳梗塞と脳出血の2つに大きく分類できます。

この病気は、意外にも発症する前に「少しおかしな兆候」が
見られることも特徴になります。

このおかしな兆候に気が付いて、早めに病院を受診して
診察を受けることが大切になります。

 

仕事中やトイレ、お風呂などでの発症が多いことも特徴です。

生活リズムの改善と食生活の改善が脳卒中にならないための
秘策なのです。

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2 Responses to “脳卒中と脳梗塞、脳出血の違いは?症状は?前兆はある?”

  1. 土橋京子 より:

    8月下旬から先週初め頃まで左耳の塞がり感やこめかみからの頭重感が有った為耳鼻咽喉科の医師の勧めで先月末に頭部MRI検査を受け結果はこの症状に匹敵する答えではなく、過去に2ミリ程度の右脳出血の跡が有ると言われました。
    特別症状に思い当たる事はなく医師からは血圧管理を重視し上150を超えないようにコントロールする様に言われました。
    高血圧症ではもう20年位降圧剤を服用していますが、当初はノルバスク5ミリでしたがそれでは収まらなくなった為3年程前からエクスフォージに代え自宅では120/70前後を保っています。
    昨日掛かり付け医に話したところ『降圧剤を変更する約1年間は不安定になっていたのでもしかしたらその時期に出血したのかも?・・』と言われました。
    そこで質問ですが、過去の脳梗塞と脳出血の違いを聞きそびれてしまいました。
    明確な違いが分かればお聞かせ願います。因みに耳の塞がり感や頭重感は比較的安定してきました。(63歳主婦です)
    宜しくお願いします。

  2. ikkenyakk より:

    土橋様、
    コメントありがとうございます。

    脳梗塞と脳出血の違いは簡単に行ってしまうと、

    脳の血管が詰まったり、閉塞することで脳への血流量が減って、細胞が障害された場合は「脳梗塞」

    脳の血管が破れてしまい、脳内で出血することで細胞が障害された場合は「脳出血」

    という病名になります。

    脳梗塞は、脳出血と比較して症状がゆっくり進み、治療は主に
    投薬による治療が行われます。

    手術はほとんどの場合で行いません。


    しかし、脳出血の場合は、出血が血腫となって脳神経を圧迫して
    機能障害を引き起こす可能性があり、また、髄液への血液混入で
    脳細胞へダメージを与えることもあります。

    症状も脳梗塞と比較すると短時間で激しい症状を引き起こすことが多く、
    ひどい頭痛や目眩、吐き気、さらに意識障害を起こすこともあります。

    そのため、治療としては出血の程度によっては投薬治療だけではなく、
    血腫を除去するなど手術を行うこともあります。

    現状比較的安定しているとのことですので、お大事になさってください。

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