肝炎治療にインターフェロン治療!副作用と医療費助成後の費用は?

c インターフェロン治療は、肝炎の治療に最も期待できる
治療法です。

私たちのからだは、ウイルスに感染すると、体内でウイルスを
攻撃するための物質がつくられます。

それらの物質の一つがインターフェロンです。

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インターフェロン治療とは

インターフェロンは、ウイルスの遺伝子を遮断する物質や
ウイルスのタンパク質合成を妨げる物質をつくりだし、
ウイルスの増殖を阻止します。

しかし、感染が持続すると、体内でつくられる
インターフェロンだけでは足りないため、体外から
インターフェロンを補充しなければならなくなります。

その場合、インターフェロンを大量に補うため、強い副作用が
発現します。

 

インターフェロンの副作用

初期の副作用(インターフェロン開始日から約1週間)

発熱、

頭痛、

筋肉痛、

全身倦怠感、

食欲不振、

吐き気、

不眠、

意欲低下、

発疹、

痒み

などが起こります。

 

特に、発熱と全身倦怠感は、ほぼインターフェロン治療を
受けている全員に発症します。

これらの症状は、インターフェロン投与を開始して数日で、
徐々に消失します。

 

中期の副作用(2週間~約3ヶ月)

治療開始後、2週間から3ヶ月の間には、

食欲不振やイライラ、

不眠、

うつ状態、

視力障害、

全身倦怠感

が起こります。

 

また、

甲状腺機能亢進、

甲状腺機能低下、

関節リウマチ

が現れることもあります。

 

うつ状態は、カウンセリングが必要となるほど
重症化する場合があるので要注意です。

 

後期の副作用(3ヶ月~)

脱毛がみられますが、インターフェロン治療が終了すれば、
自然に元に戻るので、心配はありません。

 

C型慢性肝炎だけでなく、同時に心臓病や糖尿病を
患っている場合は、それらの疾患自体を悪化させてしまう
ことがあります。

 

うつ状態が更に悪化し、うつ病に進行する可能性があります。

白血球や血小板の減少にも注意が必要です。

重篤な症状としては、間質性肺炎があげられます。

 
間質性肺炎
間質性肺炎とは、肺胞と肺胞を隔てる壁(肺の間質組織)炎症が
起きる疾患です。

進行すると、呼吸不全に陥ります。

主な症状は、咳と運動時の息苦しさです。

重篤な場合は死に至ります。

 

また、「小芝胡湯」を併用すると、間質性肺炎を
発症しやすいといわれています。

小柴胡湯は肝臓を保護する効果のある漢方薬です。

これらの因果関係は未だ解明されていませんが、
インターフェロン治療をおこなうときには、
小芝胡湯を中止する必要性があります。

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医療費の助成制度

平成20年度から、インターフェロン治療に対する医療費の
助成が、平成22年度から核酸アナログ製剤に対する医療費の
助成が始まりました。

 

インターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療を受けると、
昨今までは高額な治療費が必要でしたが、現在では、
医療費の助成によって、自己負担限度月額以上の費用は
国と都道府県が助成してくれるので、負担が軽くなり、
多くの人がこれらの治療を受けることができるようになりました。

 

助成対象者

〇インターフェロン治療

B型肝炎、C型肝炎を根治するためにインターフェロン治療を
おこなう人が対象です。

根治を目的としない治療については、
助成の対象にはなりません。

あくまでも「肝炎インターフェロン治療」受給者の認定基準を
満たしている人が対象です。

 

〇核酸アナログ製剤治療

B型肝炎と診断された人、

「肝炎核酸アナログ製剤治療」受給者の認定基準を満たしている人

が対象です。

 

B型肝炎の助成対象治療

〇インターフェロンα・β

〇ペグインターフェロン

〇核酸アナログ製剤

 

C型肝炎の助成対象治療

〇インターフェロンα・β

〇ペグインターフェロン

 

治療に係る検査

治療に係る検査は、医療費助成の対象となります。

 

副作用治療

〇インターフェロン治療

インターフェロン治療において発現する軽度の副作用に対する
治療は助成対象になりますが、インターフェロン治療を中断して
副作用の治療をおこなう場合は、医療費助成の対象外となります。

 

〇核酸アナログ製剤治療

核酸アナログ製剤治療において発現する軽度の副作用に対する
治療は助成対象になりますが、核酸アナログ製剤治療を中断して
副作用の治療をおこなう場合は、医療費助成の対象外となります。

 

助成期間

居住地域の保健所で申請を受理された月の初日から1年以内
(治療期間に即した期間)です。

核酸アナログ製剤治療において、医師が継続治療を必要と
認めた場合は、更新の申請ができます。

 

自己負担額

世帯の市町村民税課税年額に応じて、自己負担額が決定します。

 

世帯の市町村民税課税年額が235,000円未満の場合は、
月額10,000円(上限)です。

世帯の市町村民税課税年額が235,000円以上の場合は、
月額20,000円(上限)です。

 

2回目以降の助成

現在、インターフェロン治療で高い効果が認められた人が、
再度インターフェロン治療をおこなうときにも医療費の
助成が受けられます。

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