水いぼにはイソジン?大人と子供の治療、薬は?

aaa 「水いぼ」は、3歳~15歳前後によく見られる、皮膚や粘膜のウィルス感染症です。

もちろん大人でも発症しますが、特に幼稚園、保育園に通園する子供の場合、感染する可能性が高くなります。

 

今回は、この「水いぼ」について、家庭でできる診断、治療などをご紹介したいと思います。

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水いぼはどんな病気?

水いぼは、伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)ウイルス(MCV)という、一種のウイルスに感染してできるイボのことです。

ただし、感染症ですが悪性ではなく良性のものです。

 

皮膚に傷があったり、アトピーなどで皮膚の抵抗力が弱い場合に感染しやすくなります。

 

多くの場合、小さな子どもの身体や手足、顔などあらゆる部位に、小さな数ミリ程度のツヤツヤしたイボが出来、みるみる増えていきます。子ども同士がじゃれ合うときに伝染します。

しかし痛みも熱もなく、数か月から2年ほどのうちに消えていきます。

 

大人にもおこり、ウイルスのタイプは異なりますが、性交渉によって陰部などに水イボが出来ることがあります。

 

水いぼの原因は?

水イボは、ウイルスがヒト同士の接触感染でうつります。

プールのビート板でうつると言われた時代もありましたが、現代ではその限りではないと判明しています。

 

感染力は強くなく、条件が揃わないと感染しません。

皮膚の表面に傷があったり、角質が弱くなっているなどです。

 

このウイルスに皮膚の角化細胞が感染すると、細胞分裂が異常に増えて、膨らんで水イボになります。

 

子どもの場合は、イボのある子がほかの子とじゃれあっているうちに皮膚接触でうつすというケースが原因だと見られています。

 

大人の場合は、じゃれあうのではなく性行為で柔らかい皮膚がこすれることで伝染します。(この水イボのウイルスは、子どもの水イボとは種類が違います)。

抵抗力が落ちている場合や、このウイルスに対する免疫がない場合は大人でも発症します。

 

性病と同じように、ペニスや女性の外陰部、肛門の周辺、下腹部、内またににプツプツと出来ることがあります。

一つの水イボがつぶれ、中の汁が周囲の皮膚につくと、またそこから水イボができやすく、結果としてブツブツがたくさん出ることになります。

 

水いぼにかかりやすい時期・季節は?

プールの水から感染とも言われ、夏に多いものだと勘違いされますが、実際は季節には関係なく起こっています。

大人の場合は抵抗力の落ちているときや、性交渉で感染することが多く、いつでも起こります。

 

水いぼの予防方法は?

前述のように害はありませんし、よほど皮膚の状態が悪くないとうつらないため、特に予防する措置もいりません。

しかし、アトピーの子どもで皮膚の状態が悪い場合は、乾燥しすぎて皮膚のバリア機能が落ちないようにケアしてあげることが大事です。

 

基本対策として、他人の水イボには触らないこと。

また、肌がこすれるような接触はできるだけ避けること。

子どもにはこれを教えます。

 

とはいえ、小さい子どもの集団生活ではなかなか難しいと思われます。

感染の可能性としては低いですが、水イボのある人が使ったタオルは借りたり共用せず、別々にするべきです。

 

また、皮膚に傷がある場合は伝染性軟属腫ウイルス(MCV)に感染しやすくなりますから、肌荒れを放置しないでスキンケアをすることや、肌が痒いからとボリボリ掻いてかきこわすような悪習をやめることです。

 

家庭で出来る水いぼの診断方法

以下の症状があるかを確認します。

 

(1)つやつやした光沢のある小さなイボ

(2)肌から浮き上がったように丸く突起している

(3)痛みは無い(痒みがある場合もある)

(4)熱もない

(5)イボがつぶれると、中から白い脂肪の塊や白い汁が出る(実際につぶす必要はありません)

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家庭で出来る水いぼの治療方法

このイボは良性なので、特別に人体に害はありませんが、美しくないので取りたがる人が当然多いです。

自宅では取るのは難しく、皮膚科で専門の器具を使って一つ一つ取っていきます。

これは軟属腫摘除といい、保険が適用されます。

 

いくつかの方法がありますが、なるべく痛みを抑えたやりかたとして、麻酔性のある「リドカインテープ」(貼付局所麻酔材)という透明シールを水イボの部位に貼り、しばらくしてからテープを剥がし、イボを専用のピンセットでちぎるという方法がよく取られてます。

リドカインにより一時的に痛みが消えることを利用した方法です。

 

一度に数個のイボしか取れず、お金もかかります。

数十個も出来ている場合や、麻酔せずに取る方法ではものすごく痛がり、小さな子どもは泣き叫びます。

そうこうしているうちにまた水イボが増えてしまうということもあります。

 

お医者さんに取ってもらうのは顔面にできてしまったケースが一番多いようです。

今では、小児科の先生の多くは自然に消えるのを待つ方がいいというスタンスだということです。

 

イボやアトピー、皮膚疾患を改善すると言われる「ハト麦茶」を飲み続けると治りが早いと言われ、ハトムギを煮出したものを飲ませる民間療法もあります。

子どもの身体に徐々に免疫が生まれますので、放置していると1年ほどで消滅します。

 

水いぼにイソジンは効果があるのか?

イソジンといえば〝うがい薬〟で有名ですが、明治製菓が製造・販売しているイソジンには、うがい薬のほかにも傷薬として使用するイソジン液やイソジン軟膏などがあります。

このイソジン、水いぼに効果があるとよく言われていますね。

 

実は、イソジンに配合されている有効成分《ポビドンヨード》には優れた殺菌作用があり、微生物やウイルスを死滅させる効果があることから、水いぼにも効果があると考えられているようです。

実際、イソジンを使った水いぼについては、多くの方が実践されていますが、その効果には個人差も大きく、不確実な治療方法だと言われています。

 

この他にも、木酢液なども効果があると言われていますが、水いぼができる児童の中にはアトピー性皮膚炎などの皮膚病を併発しているケースもあるので、自己判断で治療を行うことはあまりお勧めできません。

 

登園、登校、出社はいつから可能?

水イボは、出来ても学校を休む必要はありません。

出席停止の対象にもなっていませんので、いつでも通園、通学、出社できます。

 

まとめ

水いぼは多くの場合、放っておいても問題のない病気です。

しかし、完全に治癒するまでには長時間かかるため、周囲の児童に感染することを考えると、出来るだけ早い治療をしたいですね。

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