有名人にも多い網膜剥離の原因は?症状や治療、手術方法を紹介します!

ダウンロード 網膜剥離とは、「網膜」という膜が眼球の壁から剥がれてしまう
疾病です。

 

視力や視野が低下したり、ときには失明することもあります。

 

ボクサーやレスラーなどの格闘家やスポーツ選手に多いと
思われがちですが、実際には日常生活でもなる可能性があります。

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有名人にも多い網膜剥離

ボクサーの辰吉丈一郎もこの網膜剥離を発症しました。

 

実際、格闘家にとって、この網膜剥離になることは死刑宣告にも
似ていると言われています。

 

しかし、この網膜剥離はなにもこういった格闘家や
スポーツ選手だけが発症するものではありません。

 

例えば、アイドルグループ「NMB48」の須藤凜々花さん(18)は、
14年7月に網膜剥離の手術のため1か月間の活動停止を発表
しています。

さらに、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の
中川パラダイスさん(33)も14年1月に手術のため入院し、
14年5月には再手術しています。

 

その他、お笑い芸人の星田英利さん(旧芸名:ほっしゃん)や
民主党の岡田克也代表(61)もこの網膜剥離の診断を受けて
いるのです。

 

このように網膜剥離は、私たちの日常にも決して無関係な
疾病ではないのです。

眼球壁について

眼球壁は、外膜中膜内膜の3層の被膜で覆われています。

 

外膜は強膜や角膜で、丈夫な繊維性の膜です。

 

中膜はブドウ膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)で、メラニン色素と
血管が多く分布しています。

 

内膜は網膜です。

 

視細胞と視神経が存在する神経膜で、重要な役割を担っています。

柔らかく剥離しやすい性質をもっています。

視覚について

動脈と静脈が分布し、網の目のように神経が集まっている網膜は、
光を感知する役割を担っています。

 

瞳孔から入ってきた映像は、水晶体で屈折され、網膜に達します。

 

つまり、カメラにたとえると、水晶体がレンズで、網膜がフィルムです。

 

網膜に入った映像は電気信号に変換され、視神経を介して大脳皮質の
視覚野に伝達され、ここで視覚が認知されます。

カメラでいえば、現像されたことになります。

網膜剥離の原因

網膜剥離は、加齢や眼球打撲などが原因で発症します。

 

また、糖尿病が原因で網膜組織が障害されて、剥離をおこします。

 

水晶体と網膜の間には、硝子体という無色透明のゲル状の物質で
満たされています。

 

眼房水とともに眼球の内圧を維持しています。

 

ところが、加齢や物理的要因によって、硝子体に液化硝子体と
よばれる水の部分ができてしまいます。

すると、硝子体は、眼球の動きとともに、揺れ動く
ようになります。

 

硝子体と網膜が部分的に癒着していると、眼球の動きによって、
網膜が硝子体に一部引っ張られてしまい、網膜に裂け目が
できてしまいます。

 

裂け目から液化硝子体が網膜下に入り込むと、
網膜は剥がれてしまいます。

 

糖尿病が原因で起こる網膜剥離は、
糖尿病網膜症の一つの症状です。

 

網膜の上に、非常に出血しやすい血管が分布した膜が
できてしまいます。

この膜が収縮して網膜を引っ張り、剥離をおこしてしまいます。

網膜剥離の症状

初期の段階では、網膜が剥がれても痛みを伴わないため、
自覚症状がありません。

 

中期になると、目の中でわずかな出血がみられます。

 

症状としては、視界がかすんで見えるようになります。

 

末期になると、前兆として飛蚊症や光視症が現れます。

 

見ているものの一部が見えない視野欠損が起こります。

 

網膜の黄斑部分(中心部)まで剥がれてしまった場合は、
急激に視力が低下します。

ときには、失明することもあります。

 

飛蚊症とは、目の前に黒い虫のようなものが動いてみえる
状態のことです。

光視症とは、目を閉じているときでも、光がちらついたり、
閃光がみえる状態のことです。

網膜剥離の予防法

黒い虫のようなものが見えたり(飛蚊症)、
閃光が見えたとき(光視症)、ものの一部が
欠損してしまったとき、また視力が急激に低下したとき
には、速やかに眼科で診察を受けてください。

 

飛蚊症の殆どは病的なものではありませんが、網膜剥離の場合、
飛蚊症が前兆として現れることがあります。

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網膜剥離の検査

1.眼底検査

点眼薬で瞳孔を開いて、眼底を調べます。

2.超音波検査

硝子体から出血しているときは、眼底検査に支障をきたすため、
超音波検査をおこないます。

3.視野検査

見えている部分と見えていない部分を調べます。

網膜剥離の治療法

治療が早ければ早いほど、視力に及ぼす影響が少ないです。

 

網膜の機能は一度失われると、二度と再生することはありません。

時間が経つと、後遺症が残ってしまいます。

 

網膜剥離は、レーザーまたは外科的手術によって治療されます。

・網膜裂孔(網膜に裂け目ができたとき)の場合

症状が、網膜裂孔だけの場合は、「光凝固法」がおこなわれます。

 

網膜の裂け目にレーザーを照射して、裂け目が
大きくならないように塞ぎます。

 

この場合、入院の必要はなく、外来で治療がおこなわれます。

・網膜剥離の場合

網膜の剥離が認められた場合には、

「硝子体手術」



「網膜復位術」

などの治療がおこなわれます。

 

網膜復位術は、液化硝子体が裂け目に入り込んで、網膜が
剥がれている場合におこなわれます。

 

剥離した網膜を元の位置に戻します。

 

入院期間は1~2週間です。

 

硝子体手術は、網膜に裂け目ができ、網膜にある血管から
硝子体に出血している場合におこなわれます。

 

出血が原因で濁ってしまった硝子体を取り除きます。

 

入院期間は1~3週間です。

経過観察

網膜剥離の手術を受けると、眼内の状態が落ち着くまでに
1~3か月かかります。

・・・落ち着くまでは

・眼を酷使しない

・重たい荷物をもたない

・激しい運動をしない

・車の運転を避ける 

など、活動的な行動は慎みます。

・・・仕事復帰の目安

・事務職などデスクワークの人は術後1ヶ月くらい

・運転手や重労働の人は、術後2ヶ月くらい

決して無理をしないことが重要です。

まとめ

網膜剥離は最悪失明の危険があります。

視野が欠けたり、黒い点のようなものが見えたりする場合は、
直ぐに医者に相談するようにしましょう。

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