小学生のおねしょは夜尿症?おもらしの原因と病院を利用した治療!

018-050-1 朝の忙しい時間の大敵である子供の「おねしょ」。

 

子供のおねしょは成長の一過程として放置する場合が多く、

「病院へいくことでは・・・」

と考えている親も多いと思います。

 

幼児期のおねしょは、基本的には成長とともに落ち着き、
早急に治療を必要とすることはほとんどありません。

 

しかし、6歳を過ぎ、小学校に入学した後も頻繁におねしょを
する場合、「夜尿症」と診断され、治療が必要な場合も
あります。

今回はこの夜尿症について、おねしょとの違いや
治療について御紹介します。

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おねしょと夜尿症の違いは?

おねしょと夜尿症の違いは、

「年齢」

です。

 

子供が小さいうちは、おねしょをしていても必ずしも
病院へいかなければならない病気があるとは言えません。

 

しかし、5~6歳を過ぎてもまだ月に数回以上おねしょを
する場合は、一度病院で受診したほうがいいかもしれません。

 

5~6歳をすぎてもおねしょが頻繁に起こる場合、

「夜尿症」

と診断されます。

 

夜尿症は、一度しなくなってから、何らかの原因で再び
起こってしまうことがあります。

 

夜尿症は、

精神の育成

QOL(生活の質)

などに負の影響を与えることが知られています。

 

小学生になってからおねしょをすると、ショックを受け、
自信を喪失してしまう子供もいます。

そのため子供の健全な成長のためにも、早期の治療を
おすすめします。

おねしょ・夜尿症のしくみと原因は?

おねしょ・夜尿症の主な原因は、夜寝ている間に作られる
尿の量と、尿を貯めておく膀胱の大きさとのバランスが
うまく取れていない場合に起こります。

 
原因① 夜間の尿量が多い、または膀胱が未発達
おねしょや夜尿症は、

作られる尿の量が大きすぎる場合、

もしくは

尿を貯めておく膀胱が小さすぎる場合

に起こります。

 

夕方~夜に水分の摂取量が多いと、当然夜間の尿量も増えます。

しかし、寝る前の水分を減らしても作られる場合もあります。

 

これは、夜中に多く分泌される、

『抗利尿ホルモン』

の分泌量が少ないためです。

 

そのため、夜間の尿量が多くなってしまうことが
あります

 

また、膀胱の機能が未発達で、膀胱に貯められる量が
少ないことがあります。(不安定膀胱)

 

その他、寝る前に排尿しても全部出せずに残尿が残る場合も
原因となります。

 
原因② ストレス
おねしょが治った子供が、小学生になってから再び
起こるようになった場合、ストレスが原因の可能性が
あります。

 

環境が変わったり、人間関係が新しくなるなど、子供でも
強いストレスを感じるような場合に起こることがあります。

 
原因③ 夜更かし
最近では、子供が夜更かしをする家庭が増え、睡眠障害を
訴える場合も報告されています。

そういった場合にも夜尿症を起こす場合があります。

 

また、疲れなどによって深い睡眠になり、目を覚ますことが
出来ない場合もあります。

 
原因④ 冷え
夏場におねしょをしなくなった子供が、秋から冬に再び
し始める事があります。

夜尿症の子供には、冷え症の子供が多いといわれ、冷えが
原因になる場合がありあります。

 

お風呂でしっかりと体の芯から温めるなど、普段から体を
冷やさないようにしましょう。

 
原因⑤ 膀胱や腎臓の機能に問題
割合は少ないですが、膀胱や腎臓の機能に異常があることが
原因になっている場合があります。

 

夜だけでなく、日中も下着が濡れることがある場合は、膀胱や
腎臓に器質的異常が多いと言われています。

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夜尿症は病院の治療が必要?

夜尿症の治療は、医師の指導のもと、

生活改善

カウンセリング

薬物治療

アラーム治療

手術

など、状況に応じて選択していきます。

 

積極的に治療に取り組むことで、たくさんの子どもが
治療をしないで様子をみるよりも早く夜尿症の悩みや
問題から解放されています。

 

生活改善だけでも2ヶ月ほどで約2割が改善し、薬物療法でも
7~8割の子どもに改善がみられるそうです。

 

小学生以上の夜尿症では、本人も、家族にもいろいろな
問題があります。

例えば、学校の宿泊行事への参加に対して、どうしても
心配で行く気が起きないなど、せっかくの楽しい行事に
楽しく参加できないのはかわいそうです。

 

また、おねしょは小学生くらいの年代には、深刻ないじめの
原因になることもあります。

 

一度病院に相談をして、適切な治療を受けることは、
子供にとっても親にとっても、非常に大きな意義が
あると思います。

 

病院での夜尿症治療

夜尿症の治療として、病院では、

生活改善

カウンセリング

薬物治療

アラーム治療

手術

などを行います。

 
生活指導
生活指導では、

規則正しい生活リズムの確立

水分と塩分の摂取の見直し

冷えの改善

など、具体的な生活リズムについて指導していきます。

 

子供だけではなく、親もしっかりと見直すことが
大切です。

 
抗利尿ホルモン薬(デスモプレシン酢酸塩水和物)
鼻の粘膜から吸収される点鼻薬で、尿を濃くして尿量を
少なくする作用があります。

 
抗コリン薬
尿を多く膀胱に貯めることができるように、膀胱機能を
安定させる作用があります。

 
抗うつ薬
うつの患者さんに効果のある飲み薬です。

眠りを浅くする作用と、抗利尿ホルモンの分泌を促す作用が
あります。

 
夜尿アラーム
パンツに水分を感知するセンサーを取り付けておくことで、
排尿の抑制を促します。

決してアラームを目覚ましにするわけではなく、あくまでも
寝ている間の排尿抑制訓練になります。

 
心理カウンセリング
治ったと思っていたおねしょが再発したような夜尿症
(二次性夜尿症)の場合は、ストレスが原因の場合があります。

その場合はカウンセリングをすることで、心理的な
要因を解消していきます。

 
手術での治療
膀胱や腎臓、泌尿器などに問題や疾患がある場合、手術療法を
行う場合があります。

 

まとめ

子供だって、なにもやりたくておねしょをしているわけでは
ありません。

なんとかしたいけど、治らないという場合が多く、年齢が
上がるにつれて、同年代の友達と比較して気にするように
なってきます。

 

親は決して子供を責めずに、暖かい目で見守りましょう。

そして、うまくいった日はしっかりと褒めてあげましょう。

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