子宮頸がんワクチンで不妊に?効果と副作用について!

gatag-00000646 「子宮頸がん」子宮頸部にできる癌です。

 

他の癌と違って、子宮頸がんは「ウイルス感染」が原因です。

性交渉によって、男性のペニスに潜伏している

ヒトパピローマウイルス(HPV)

が子宮の入り口付近の細胞に感染することで発病します。

 

つまり、子宮頸がんは、性経験者のみに危険性があるわけです。

 

性経験のある女性の大半は、一度はこのウイルスに感染していると
いわれていますが、たいていの場合は2年以内に体内から自然に
ウイルスが排除されています。

 

ところが、数年から数十年と長期にわたって持続的に
ヒトパピローマウイルスに感染していると、子宮頸がんを
発症してしまう危険性が高まります。

 

子宮頸がんの発症率を年代別にみると、20歳代から徐々に
増え始め、30代後半でピークを迎えます。

現在、100人に1人の割合で子宮頸がんに罹るといわれており、
20~30歳代でかかる癌の中では、乳癌に次いで多いと
いわれています。

 

子宮頸がんを予防するために、

2009年には「サーバリックス」、

2012年には「ガーダシル」

という子宮頸がん予防ワクチンが開発されました。

 

しかし、因果関係は不明確というものの、複合性局所疼痛症候群
など、重度の副反応が現れたため、今のところ定期接種には
至っておりません。

 

「子宮頸がんは予防したいけれど、副作用が怖い・・・」

と悩む人も多いと思われます。

今回は、そのような人達のために、子宮頸がんワクチンの効果と
副作用についてご紹介いたします。

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子宮頸がん予防ワクチンの接種法

子宮頸がん予防ワクチンは、

サーバリックス(グラクソ・スミスクライン株式会社)



ガーダシル(MSD株式会社)

の2種類あります。

 

どちらのワクチンも3回の接種が必要となります。

 

サーバリックスの場合は、中学1年生となる年度に初回、
その後、1ヶ月後に2回目、6ヶ月後に3回目を接種します。

ガーダシルの場合は、中学1年生となる年度に初回、
2ヶ月後に2回目、6ヶ月後に3回目の接種をおこないます。

 

子宮頸がん予防ワクチンの効果は?

子宮頸がん予防ワクチンは、ヒトパピローマウイルスの感染や
異形成(癌になる手前の状態)を90%以上の確率で予防する効果が
確認されています。

 

しかし、これらのワクチンが予防できるのは、

ヒトパピローマウイルス16型と18型

だけです。

 

日本では、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスは、
16型と18型が50~70%を占めているといわれています。

しかし、ヒトパピローマウイルスは100種類以上も
存在していますから、予防ワクチンを接種しても、
16型と18型以外のウイルスには効果がありません。

 

また、両ワクチンは歴史が浅いため、ワクチン接種後の抗体の
持続期間が定かではないため、今後、子宮頸がん予防ワクチンの
追加接種が必要となる可能性もあります。

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子宮頸がん予防ワクチンの副作用は?

子宮頸がん予防ワクチン接種後には、副反応が出ることが
あります。

 

サーバリックス接種後の副反応

サーバリックス接種後の副反応としては、以下の報告が
あります。

 

〇注射部位の痛みや腫れ、痒み

〇蕁麻疹

〇発熱

〇眩暈

〇脱力感、痺れ感

〇手足の痛み

〇失神  

など

 

ガーダシル接種後の副反応

ガーダシル接種後の副反応としては、以下の報告が
あります。

 

〇注射部位の痛みや腫れ、痒み

〇発熱

〇頭痛

〇手足の痛み

〇腹痛

〇関節痛

〇疲労感

〇失神  

など

 

重度の副反応

子宮頸がん予防ワクチンの接種と下記疾患の因果関係は
不明ではありますが、次のような報告も副反応として
あがっています。

 

〇アナフィラキシー(呼吸困難や蕁麻疹)

〇急性散在性脳脊髄炎(脳の神経の疾患で、頭痛や嘔吐、意識レベルの低下がみられる。)

〇ギラン・バレー症候群(末梢神経の疾患で手足に力が入りにくくなる。)

〇複合性局所疼痛症候群(原因不明の疾患で、外傷をきっかけに生じる慢性的な痛みが発現。)

 

子宮頸がん予防ワクチンで不妊になる?

子宮頸がん予防ワクチンを接種すると不妊になるなどと
噂されていますが、これは全くのデマで、「不妊」になることは
ありません。

ワクチンに不妊を誘発するような成分は含まれていないと
販売会社より報告がなされています。

 

まとめ

子宮頸がん予防ワクチンはヒトパピローマウイルス16型と
18型以外のヒトパピローマウイルスの予防はできません。

子宮頸がんを予防するために子宮頸がん予防ワクチンを
接種したとしても、子宮頸がん検診は必須です。

 

子宮頸がん予防ワクチンを希望する場合は、医師と十分に相談し、
ワクチンの有用性とリスクを理解・納得した上で受けましょう。

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