子宮頸がんの検診は痛い?出血は?費用と方法について

slide_2 子宮頚がんとは、子宮の入り口付近(頸部)の粘膜に
発生するがんです。

毎年、1万~1万5千人の人が子宮頸がんを発病し、
約3500人の人が亡くなっています。

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子宮頸がんの原因

子宮頸がんの原因は、

ヒトパピローマウイルス(HPV)

の感染です。

 

ヒトパピローマウイルスは、癌化する可能性が極めて低い
ウイルスです。

感染しても、癌になるまでの進行も大変ゆっくりとしているため、
定期健診を受けていれば、癌化する前の早い段階で発見することが
できます。

この段階で治療をすれば、ほとんど再発することもなく、
根治が可能です。

 

子宮頸がんと子宮体がんの違い

子宮頸がんと子宮体がんは全く違う種類の癌です。

 

子宮頸がんは子宮頸部に発生し、子宮体がんは子宮内膜に
発生します。

 

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス感染が原因ですが、
子宮体がんは、エストロゲン(卵胞ホルモン)の依存性
原因です。

 

子宮頸がんの大半は扁平上皮癌ですが、子宮体がんは、
腺癌が占めています。

 

子宮頸がんは20歳代後半から増え始め30歳代から40歳代にかけて
多く見られます。

子宮体がんは50~60歳代に発生することが多いです。

 

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは

ヒトパピローマウイルスは、パピローマウイルス科に属する
ウイルスです。

「ヒト乳頭腫ウイルス」とも呼ばれています。

 

このウイルスは100種類以上の型がありますが、日本では、
16型と18型が約6割を占めています。

 

接触感染

ヒトパピローマウイルスは、人間の皮膚や粘膜の微小な傷から
侵入し、扁平上皮基底部の細胞に感染し、乳頭腫(イボ)を
形成します。

性交渉を経験している女性の約8~9割が感染しています。

 

発症率

ヒトパピローマウイルスが細胞表面に侵入しても、免疫力があれば
自然に排除されます。

感染しても1年以内には約70%が、2年以内には約90%
消失します。

 

ところが、免疫力が低下していると、ウイルスを自然排除できず、
子宮頸部に残ってしまうことがあります。

長期間感染した状態が続くと、子宮頸部の細胞に変化が
起こります。

数年かけて、徐々に細胞が癌化するといわれています。

癌の前段階でも自然に正常化することもあるので、最終的に
癌が発生する可能性は0.1~0.15%です。

 

16型と18型は要注意

日本人に多い16型と18型のタイプは、癌への進行が速いため、
注意が必要です。

 

また、ヒトパピローマウイルス感染から子宮頸がんへ
進行する危険因子として、

・15歳以前から性体験がある

・男性側・女性側のどちらか、または両方が性交対象者の数が多い

・妊娠の回数が多い

・不衛生な状態で性交渉をおこなう

・喫煙している

・経口避妊薬を長期に服用している

・他の性感染症を患っている  

などがあります。

 

不正出血は要注意

ヒトパピローマウイルスの感染により、細胞が癌化し始めても、
自覚症状がほとんどありません。

 

月経と無関係な出血や、血が混じったようなおりものが
みられたときは、要注意信号です。

速やかに婦人科を受診しましょう。

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子宮頸がん検診

子宮頸がん検診を受けると、異形成(癌化する前の段階)や
早期の子宮頸がんを発見することができます。

公費による子宮がん検診は、20歳以上の女性が対象です。

 

検診を受けるときの注意事項

生理中、生理の前後は避けましょう。

月経周期の一日目から数えて10~20日目の間がベストです。

検査前の3日間はセックスを控えましょう。

 

検診の流れ

〇問診票
月経周期に関する事項、生理痛の有無や月経血の量、妊娠歴、
閉経を迎えた年齢など、問診票を記載します。

〇問診
医師による問診を受けます。

〇視診
膣内に膣鏡を挿入して、炎症の有無やおりものの状態を
目で確認します。

〇頸部細胞診
ヘラで子宮頸部の表面を擦り、細胞を採取し、ウイルスの有無を
顕微鏡で調べます。

ほとんど痛みはありません。短時間で簡単に採取できます。

※人によっては、検査後、軽い出血や下腹部の鈍痛や
違和感があります。

 

検査結果

〇異常がみられない場合、次回は2年後に検診を受けます。

〇異常がみられた場合は、精密検査がおこなわれます。

 

要精密検査

検診で、病気の疑いがあった場合は、

「子宮頸部組織診」

をおこないます。

 

子宮頸部組織診とは、子宮口の粘膜を膣拡大鏡(コルボスコープ)で
5~25倍に拡大して観察し、疑わしい部位の組織を鉗子で
採取します。

 

病理組織診断は

「正常」

「異形成」

「上皮内がん」

「湿潤がん」

の4つに分類されます。

 

正常であれば、次回は、2年後に検診を受けます。

異常が確認されると、治療方針が決定されます。

 

検診費用

市町村が実施しているがん検診には、検診費用の補助が
あります。

各市町村によって、自己負担額が異なります。

※自己負担額は、無料から2000円くらいです。

自費で子宮がん検診を受ける場合は、3500円から
6000円程度です。

 

検診の結果、精密検査が必要になったときには、およそ
13000円から15000円程度の費用がかかります。

 

子宮頸がん検診クーポン

2009年より、子宮頸がんの検診が無料で受けられるクーポンが
発行されています。

このクーポンは、20歳、25歳、30歳、35歳、40歳の女性
対象になります。

クーポンを利用して、子宮をチェックしましょう。

 

まとめ

子宮頸がんの検診は、市町村でことなりますが、無料で
できる自治体も多くあります。

女性の方は、書く市町村に確認して、しっかりと検診を
受けるようにしましょう。

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