子供は特に注意!今年もデング熱(蚊)の対策を!症状や治療は?

main デング熱はかつては熱帯・亜熱帯地域で発生していた病気ですが、2014年に日本国内でも約70年ぶりに感染が確認され、大きく報道されました。

感染の中心は代々木公園とその周辺で、公園そばの新聞販売所の役員の方も感染しました。

 

これから蚊が増える夏を迎えますが、東京都では家の周りの水たまりを減らすなど、住民へ協力を呼びかけています。

 

今回は「デング熱」について、症状や治療、対策などをご紹介したいと思います。

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デング熱はどんな病気?症状は?

蚊が媒介してしておこるデングウイルスの感染症で、2~10日程度の潜伏期間を経て急に38度以上の高熱が出ます。

 

熱は通常2~7日間続きます。

発熱の際全身(頭・腰・筋肉・骨・関節等)に激しく強い痛みを伴うことが多いのが特徴です。

 

その他、嘔吐、脱力感、倦怠感、食欲不振なども現れます。

また、発熱後3~4日で全身の皮膚に発疹が出る場合もあります。

 

ただし殆どの場合、上述のような症状は約1週間でなくなり、特別な後遺症も残りません。

発熱は感染者の2~4割程度の人が発症しますが、症状が全く現れない患者も多いです

 

稀にデング熱と同様の症状を経て、出血性の症状を伴う「デング出血熱」に進むことがあります。

 

胸水や腹水、点状出血、鼻血、吐血など様々な現れ方で血漿が血管から漏れ出します。

 

この場合は適切な処置を施さなければ死亡に至る場合もありますので注意が必要です。

 

尚、致死率はインフルエンザと比較するとかなり低いです。

子供の場合、風邪や胃腸炎(嘔吐や下痢)に類似した症状がたびたび現れ、症状は一般的に大人よりも軽い場合が多いです。

ただし、06~10年に海外で感染した国内発症者581人中、重症になったのは24人(約4%)で、重症化した患者の4割が1歳~10歳までの子どもだったとのデータもありますので注意が必要です。

 

デング熱の原因は?

デング熱の原因は、デングウイルスを媒介する蚊の存在です。

ウイルスに感染した蚊が、ヒトを吸血するとヒトが感染します。

 

感染したヒトを蚊が吸血すると、ウイルスは蚊の体内で更に増殖しその蚊が他者を吸血することで感染が拡大していきます。

ウイルスを媒介する蚊で主なものは「ネッタイシマカ」という種類ですが、現在日本国内での常在は確認されていません。

 

ただし、「ネッタイシマカ」に比べると媒介能力は低いものの、日本の各地で身近に存在する「ヒトスジシマカ」もウイルスを媒介できることが分かっています。

 

ウイルスには4つの型がありうち2つは軽症型、2つは重症型と言われています。

症状の現れ方が同様なのでいずれの型のウイルスに感染したかというのは、症状からは特定することができません。

ウイルスに感染するとその型に対しては終身の耐性が備わりますが、他の型には再感染する可能性があります。

 

再感染すると、重症化する「デング出血熱」になる確率が高くなるとみられています。

なお、ウイルスはヒトからヒトへは直接感染しません。

 

また、「ヒトスジシマカ」は気温が下がる秋になると死ぬためウイルスを保有したまま冬を越すことはありません。

卵を通じてウイルスが引き継がれた例はありますが、越冬した卵からは検出された報告は国内外で確認されていません。

 

デング熱の流行する時期・季節は?

蚊の活動時期である5月中旬~10月下旬にかけては、もっともデング熱に感染する機会が多くなります。

特に蚊は日中に活動しやすいです。

 

日本国内に分布が見られる「ヒトスジシマカ」は、秋田県及び岩手県以南に常在しています。

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デング熱の予防方法は?

デング熱に対応するワクチン等はないので、感染しないようにするには、現在のところ”蚊に刺されないようにする”という予防法しかありません。

その為には、野外に出かける際には長袖・長ズボンを着用する、虫除けスプレー等昆虫忌避剤を適宜活用するということが挙げられます。

顔や首、手足等もできるだけ露出しないようスカーフや手袋等も身につけましょう。

 

また、なるべくヤブや森などの木陰、墓場など、蚊が発生しそうな草木が茂る野外で長時間過ごさないことも大切です。

水辺にも蚊は常住しやすいです。

ベランダや庭のプランターなどに長時間たまった水を放置するような環境は、蚊の卵が発生する原因にもなりますので注意しましょう。

 

家庭で出来る診断方法は?

急に高熱が出たり体調を崩した日の数日前に、蚊に刺されていた場合にはデング熱が疑われます。

特に、野外や流行該当地域への海外旅行に行っていた場合には可能性が高まります。

 

症状は風邪と似ていますが、咳や鼻水は殆ど出ていなかったり、高熱に伴う激しい体の痛みがあるかなど

デング熱の特徴が出ていないか確認してみましょう。

 

家庭で出来る治療方法は?

現在デングウイルスに特化した治療薬はなく、医療機関でも対処療法での治療となります。

ただ、デング熱はほとんどの場合軽傷なので、家庭でも睡眠・食事をしっかりとり安静にしていれば1週間ほどで治癒します。

 

高熱により脱水症状を防ぐために水分は大目に取りましょう。

また筋肉や関節等が痛む場合がありますので、アイスノンなどで冷やして痛みを和らげると良いでしょう。

 

ただし、バファリンなど家庭にもあるアスピリン系の薬は症状を悪化させる場合があり、使用してはいけません。

 

尚、デング熱は感染症であり場合によって重症化することもありますので、症状が疑われる場合はまず速やかに最寄の保健所や医療機関に報告し診断してもらってください。

 

まとめ

蚊に刺された後に高熱や発疹が出るなどの症状があった場合、速やかに医師に相談しましょう。

また、まずは感染を防ぐためにも蚊に刺されないように工夫や対策しましょう。

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