子供のADHDを診断するための症状や特徴の基準は?治療や薬について!

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近年、発達障害の代表的な存在となったADHD

ADHDとは注意欠陥/多動性障害(attention deficit / hyperactivity disorder)のこと。

簡単にいうと集中できない、落ち着きがない、衝動的に動いてしまう、などが主な症状ですが、こういったことはどこの子供には良くあることなので、

「うちの子はADHDかも・・・」

と過剰に心配になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

今回は子供のADHDについて、特徴や症状、そして治療に使用する薬について調べてみましたので、是非参考にしてみてください。

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ADHDの特徴にはどんなものがあるの?

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ADHD=注意欠陥多動性障害は、その名のとおり注意力散漫で落ち着きがなく、衝動性があるのが特徴です。

子供の場合、

○うっかりミスをしやすい

○注意力が続かない

○忘れ物が多い

○じっと座って先生の話を聞かない

○授業中に勝手に教室を歩き回る

○誰かが発表している最中に口を挟む

○意見をいう時に挙手しない

○友達にちょっかいを出す

○癇癪を起す

このような症状があげられます。

でも、小学校低学年ぐらいまではよくあることで、あまり意識されない場合も多いようです。

 

しかし、

○小学校中学年になっても授業中に席を立ってしまう

○気持ちが伝えれらずに暴れる、叫ぶ

などの症状がある場合は、通院対象になっていきます。

 

日本小児神経学会は、小児について、二次的障害を抑えるためにも早期の診断治療を奨励しています。

また、早期発見によって支援やサポート、周囲への理解を得られるなどのメリットもあります。

子供の苦手なこと、得意なこと、情緒面など、これからどうやって理解し、支援していけばよいのかを知れることが重要になります。

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ADHDを診断する基準は?どうやって診断するの?

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もし上述のADHDに当てはまる症状を感じることがあれば、まず保育園や幼稚園、小学校の先生に相談してみましょう。

集団生活の中で明らかに目立つような落ち着かない行動をしていれば、先生から言ってくれるかもしれません。

病院に行く必要があれば、園や学校でも、専門家(心理士、精神科医、発達専門の小児科医など)を紹介してもらえる場合もあります。

 

病院では、医師が問診や視診などの検査結果から、ADHDであるかどうかを判断します。

診断の判断基準としては、WHO(世界保健機関)の国際疾病分類である「ICD-10」と、米国精神医学会の「DSM-IV」の2つが利用されることが多いです。

この2つは、多動性や衝動性、不注意などの診断項目から、当てはまる項目をチェックすることによって、その数で判断されます。

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ADHDの治療薬にはどんなものがあるの?

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ADHDの脳は、自分の行動や注意などを制御する脳の働きがかたよりがあると言われています。

行動や注意などを制御するのは、前頭前野とよばれる大脳の前側の部分です。

この部分の脳の働きにADHDの原因があるのではないかと考えられています。

 

また、脳で情報をやりとりするために必要なドーパミンやノルアドレナリンの働きが不足していることも一因です。

これらの機能がうまく働いていないため、不注意や多動性の症状が現れるのです。


ADHDの治療は、診療療法薬物療法などがあります。

最近では、海外のADHD治療で、「オンラインゲームで仲間と協力して何かを作り上げて協調性を養う」というものも紹介され、話題になりました。

これらの中で、最も効果的なのは治療薬による薬物療法と言われています。

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ADHDの治療薬としては、主に「コンサータ」「ストラテラ」という2種類が症状によって使い分けられています。

これらの治療薬は、脳内のドーパミンやノルアドレナリンを分泌させて、前頭前野を活性化させることで、注意力や集中力を上げる効果があります。

 

中枢神経に作用する「コンサータ」は即効性に優れているのですが、2007年に依存性で問題になった「リタリン」と同じ成分が含まれるため、安全面を心配する声もあります。

しかし、アメリカ・カナダ・ヨーロッパではADHDの治療薬として推奨されています。

コンサータは、18歳未満でも服用可能で、8割近くの子どもにADHDの改善がみられたとされています

 

「ストラテラ」は中枢神経に作用しないので安全性は高いですが、効果が表れるの一ヵ月近くかかることがあります。

また、ストラテラは18歳以上が服用可能になります。

コンサータは飲んでから12時間しか効果がありませんが、ストラテラは24時間ずっと効果があります。

 

共通の副作用としては、食欲不振、頭痛、眠気などがあります。

子供に脳へ作用する薬品を飲ませるのが怖い、と思う方も多いかもしれませんが、最初は少量から始め、少しずつ増やしながら様子を見ながら使用します。

最終的には、自分に合う量を医師と相談して決めていくので、しっかりと相談しながら使用できます。

 

まとめ

ADHDは障害と呼ばれていますが、実際は、ADHDの患者さんにはIQ値の高い子も多く、障害というより個性の一つとしての考えることも多くなりました。

また、有名人が発達障害を公言することが多くなり、ADHDを含む発達障害への理解も深まりつつあります。

障害、という言葉にとらわれず、その子の良いところを伸ばす子育てが出来るのが一番ですね。

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