妊娠高血圧症候群の症状と原因は?食事での予防と胎児への影響

8181666229_7cfcc5e1c0_b 妊娠中に一番怖いのが高血圧です。

妊娠中は生理的にも血圧が上がりますが、異常に
上昇してしまうのが妊娠高血圧症候群です。

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妊娠20週以降産後12週までに高血圧を発症した場合を
いいます。

または高血圧に蛋白尿を伴う場合は妊娠高血圧腎症といいます。

 

妊娠高血圧症候群の原因は?

高血圧になるということは、血管が細くなって血液が
流れにくくなるということです。

また、タンパク尿が出ている状態は、腎臓機能が低下して
血液のろ過ができていないということです。

胎盤に十分な血液が届かずに、赤ちゃんの発育が悪くなり、
母体にもトラブルが出やすくなります。

 

腎臓病や高血圧症、心臓病など、もともと腎臓や血管系が
弱い人や、両親や祖父母にこれらの病気の人がいる場合も、
妊娠をきっかけに発症する可能性があります。

 

妊娠高血圧症候群の症状

妊娠高血圧症候群の症状としては、

むくみ、

蛋白尿、

高血圧

が主な症状です。

 

むくみは、足のすねの全面を指で押すとへこむことで
わかります。

その他、手指がこわばったり、しびれたり、1週間で
500g以上の体重増加といった症状がみられます。

 

さらに重症になると、

全身のむくみ、

頭痛、

目の前の閃光感(チカチカする)

などがみられます。

 

妊娠高血圧症候群の診断方法

最高血圧が140mmHg以上、160mmHg未満

最低血圧が90mmHg以上、110mmHg未満

は軽症ですが、

最高血圧が160mmHg以上、

最低血圧が110mmHg以上

のケースは重症と判定されます。

 

蛋白尿は正確に判定するには24時間の尿を溜めて
はかりますが、3+以上の陽性反応が連続して出た場合を
重症とみなされます。

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合併症・胎児への影響は?

妊娠高血圧症候群の怖さは、お母さんと赤ちゃんに多くの
合併症を引き起こすことがあります。

 

重症になるお母さんには、

血圧上昇、

蛋白尿

に加えて、

けいれん発作(子癇)、

脳出血、

肝臓や腎臓の機能障害、

溶血(H)・肝機能障害(EL)・血小板減少(LP)を伴う
HELLP症候群

などを引き起こします。

 

また、赤ちゃんの発育不全になったり、酸素不足になり、

常位胎盤早期剥離、

胎児機能不全、

場合によっては胎児死亡になることもあります。

妊娠高血圧症候群は母子共に非常に危険な状態になるのです。

 

妊娠高血圧症候群の予防のための食事について

妊娠高血圧症候群を予防するためには、妊娠初期から食事に
気をつける必要があります。

食事では、以下の点に注意をします。

 

塩分制限

塩分の取りすぎは、血圧が高くなるため、妊娠高血圧症候群に
なりやすい要因になります。

塩分については、1日8g以下が目標になります。

 

水分

特に水分制限をする必要はありません。

ただ、飲みすぎはよくありません。

むくみが出やすい人は、医師に相談してください。

 

良質なタンパク質

特に、妊娠高血圧症候群と診断された妊婦さんは、尿に
タンパク質がもれやすいため、良質なタンパク質の摂取を
心がけましょう。

 

たとえば、

大豆、

乳製品、

赤身(魚)、

ささ身(肉)

などからのタンパク質の摂取がオススメです。

 

高ビタミン(C、E)

海藻や野菜など、低カロリーで高ビタミンの食材を
摂取しましょう。

 

高カルシウム

血圧を下げる効果があります。

こちらも妊婦さんにはかかせない栄養素です。

 

産後注意する点は?

赤ちゃんを産み、胎盤がお母さんの体から出ることで、
多くのお母さんはよくなります。

ただ重症の場合では、産後もしばらくは血圧が高い状態や
尿にタンパクが出続けることがあります。

産後も薬を使わなければならないことがあります。

産後84日以上この状態が続いた場合は、他の病気がないか
詳しく調べたほうがいいでしょう。

また一度かかると生活習慣病と関係があるといわれています。

 

産後数十年経って、

高血圧、

脳血管障害、

虚血系心疾患、

糖尿病、

脂質異常症のメタボリックや腎疾患などが見つかる頻度が
高いことが報告されています。

産後も食事や生活習慣などの健康管理に注意しましょう。

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