妊娠初期の症状や兆候は?まずは自己診断でチェック!

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女性のからだは、妊娠すると、様々な変化が起こります。

次の月経予定日がきても月経がみられない、基礎体温が高温期のまま下がらない、乳房が張っているなどの症状が現れます。

 

妊娠を待ち望んでいる人にとっては、月経予定日前後は緊張の連続です。

お手洗いに行くたびに、出血が気になりますね。

昨今では、市販の妊娠検査キットを用いて、産婦人科に行く前に、自己診断を行う人が多いようです。

 

今回は、出来るだけ正確に妊娠の自己診断ができるよう、順を追ってご紹介します。

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妊娠のしくみ

まず初めに、妊娠成立までのからだの変化についてご説明します。

女性のからだは、女性ホルモンによって、約4週間の周期で変化しています(性周期)

月経が終わる頃からエストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が増加し、卵巣では卵胞が成熟し始めます。

そして、月経が始まった日から約14日後「排卵」が起こります。

 

排卵を期にプロゲステロン(黄体ホルモン)というホルモンの分泌が促進されます。

プロゲステロンの作用によって、基礎体温は上昇し、子宮内膜が肥厚して受精卵の着床に適した状態に整えられていきます。

受精が成立した場合、受精卵(受精した卵子)は、細胞分裂を繰り返しながら、約1週間かけて子宮粘膜にたどりつきます(着床)

受精卵が子宮内膜に確実に着床すると「妊娠成立」です。

 

ここで覚えておいて頂きたいことは、卵子と精子が受精しても「妊娠成立」ではないということです。

確実に「着床」して初めて妊娠が成立します。

 

妊娠の兆候は?妊娠初期の症状とは?

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妊娠すると、次の月経予定日を過ぎた頃(妊娠5~6週頃)から、不快な症状が現れる人が多いです。

50~80%の女性が、「つわり」を経験するといわれています。

 

つわりの多くは、次のような症状です。

・吐き気や嘔吐

・全身倦怠感

・眠気

・食欲不振

・お腹が張る

・乳房が張る

・においに敏感に反応する

など

 

つわりは、胎盤が完成する妊娠14週前後まで続きます。

つわりの期間も人様々で、それよりも長く続く人も少なくありません。

「次の月経予定日過ぎからつわりが始まったら確実に妊娠?」と言われたら、そうではありません。

つわりは、妊娠によってホルモンが劇的に変化することが原因で起こりますが、全くつわりがない人もいます。

また、ストレスなどによって生理が遅れ、気分が優れないこともあります。

「つわり」はあくまでも「妊娠初期の兆候かもしれない」というレベルに留めておきましょう。

 

では、「もっと確実に自己診断できる方法は?」といえば、何でしょうか?

それは、「基礎体温」「市販の妊娠検査薬」です。

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「基礎体温」で自己診断

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基礎体温は、女性ホルモンの作用によって、排卵を境に「低温期」「高温期」に分けられます。

月経開始日から排卵までの期間は低温期で、排卵後次の生理予定日の前日までは「高温期」です。

受精していない場合は、排卵日より約14日後にプロゲステロンの分泌が止まり、月経と同時に低温期が始まります。

 

このように、妊娠していない場合は、低温期と高温期が繰り返されます。

ところが、妊娠すると、プロゲステロンの分泌が止まることなく継続されるので、基礎体温は「高温期」のままで下がりません。

つまり、次の月経予定日がきても高温期が続いていれば「妊娠」の可能性が高いということになります。

 

「基礎体温」は妊娠の判断を行う上で一つの指標となりますが、毎日きちんとつけていなければ正確さに欠けてしまいますね。

そんなときには、もう一つの方法である「妊娠検査薬」で調べてみましょう。

 

「妊娠検査薬」で自己診断

Woman holding a pregnancy test device

妊娠検査薬は、スティック状の検査薬に尿をかけて妊娠を検査する方法です。

妊娠すると、絨毛性ゴナドトロピンというホルモンが分泌されて、尿中へ排泄されます。

尿中にこのホルモンが分泌されていれば「陽性反応」が現れます。

 

昨今では、様々な会社の妊娠検査薬が市販されています。

早期に検査可能な妊娠検査薬もありますが、大半の妊娠検査薬は、次の月経予定日の約1週間後に検査します。

次の月経予定日の約1週間後の検査によって陽性が出れば、「妊娠」がほぼ確定的です。

 

ところが、最近の妊娠検査薬は非常に精密なので、時期早々に検査しても、薄く反応が現れることがあります。

妊娠を待ち望んでいる人は、待ちきれなくて早い時期に検査してしまいがちですね。

しかし、時期早々の検査はあまりお勧めできません。

なぜなら、早期には「化学流産」が起こりやすいからです。

健康な男女がタイミングを合わせれば、約80%の確率で「受精」するといわれています。

しかし、受精卵が子宮内膜に「着床」できる確率は、約20%なのです。

つまり、受精しても子宮内膜に到達するまでに受精卵が流れてしまい(化学流産)、着床に至らないことが多いということです。

早期検査でうっすらと出た反応に喜んだ後に妊娠不成立が確定すると、大きなショックを受けてしまいます。

 

やはり、適切な時期まで、ゆっくりと待って検査をしましょう。

そして、基礎体温のチェックや妊娠検査薬での反応が確認できたら、産婦人科で受診し、確実な診断をしてもらいましょう。

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自己診断の後は産婦人科へ

産婦人科なら時期が早くても妊娠の診断ができるかもしれないと思いがちですが、それはありません。

産婦人科では、「胎嚢」が確認できた時点で「妊娠」と判断されます。

 

胎嚢(胎児を包んでいる嚢)は、たいていの場合、妊娠5週目頃から確認することができます。

確認できれば、「妊娠確定!」です。

やはり、「妊娠」の診断は、「時期」が来なければ、下されないのです。

焦らず、ゆっくりと待ちましょう。

 

まとめ

妊娠が確定したら、まるで世界がかわったように、心が明るくなりますね。

赤ちゃんと対面できる日が待ち遠しくなります。

妊娠初期は、つわりなどの不快感だけでなく、流産の危険性もないわけではありません。

 

しかし、神経質に考えすぎるのはNGです。

妊婦さんは、心もからだも元気が一番です。

全力で出産に臨めるように、お腹の赤ちゃんと共に、頑張っていきましょう。

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