妊娠初期の出血は流産の兆候?母体や胎児の原因と日常で出来る予防方法

妊娠初期に出血!

妊娠を心待ちにしていた女性には、とっても不安になりますよね?

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妊娠初期とは、受精して妊娠4ヶ月までの期間です。

この時期、一番心配なことは「流産」はないでしょうか。



流産の大半は、妊娠初期に起こります。

妊娠超初期(月経予定日頃)には、着床出血がみられることがあります。


着床出血は生理的な出血で、流産の兆候ではありません。

数日もすればおさまります。



しかし、出血の中には、流産の原因となるものもあります。

今回は、流産の可能性のある兆候として、出血やお腹の張り、痛みなどの症状とその原因についてご紹介します。

妊活中の女性や、今妊娠初期の方はしっかりと読んでくださいね。

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流産の原因は?

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「流産」とは、妊娠22週(妊娠6ヶ月)未満に、胎児が死亡してしまうことです。

流産の原因は、母体側にある場合と、胎児側にある場合があります。

しかし、妊娠初期の流産の半分以上は、胎児側に原因があるといわれています。


まずは母体側の流産の原因について見ていきましょう。


母体側の流産の原因

妊娠初期の流産の原因として、母体側が原因となるのは、

  • 子宮の異常

  • 子宮頸管無力症

  • 高熱

  • 日常生活での事故(転ぶ、尻もちをつく)

  • 下痢

  • 精神的ショック

  • 性感染症

  • の7つと言われています。


    子宮の異常
    子宮筋腫や子宮奇形、子宮発育不全などがあげられます。

    予防することが困難なケースも数多くありますが、出来るだけ注意しましょう。


    子宮頸管無力症
    子宮頸管無力症は、体質的な異常です。

    妊娠中、閉じているはずの子宮口が急に緩み、流産を引き起こしてしまいます。


    高熱
    妊娠初期の高熱は注意が必要です。

    インフルエンザなど高熱が長引くと、胎児の環境に悪影響を及ぼし、流産になることがあります。


    日常生活での事故(転ぶ、尻もちをつく)
    日常生活において、

    ・階段から落ちる、強く尻もちをつく

    ・重たい荷物を持ったり運んだりする

    こういった動作や事故は、流産に繋がりやすくなりますので注意しましょう。


    下痢
    妊娠初期は便秘になることがあります。

    その場合、浣腸や下剤などで激しい下痢を起こすと、子宮が刺激されて流産になることがあります。

    安易に薬に頼らず、医師に相談しましょう。


    精神的ショック
    肉親が急死するなど、突然大きな精神的ショックがあると、流産を誘発してしまうことがあります。

    気持ちを落ち着かせ、ゆったりとした生活を心がけましょう。


    性感染症
    性感染症は流産の危険性があります。

    妊娠中の性交渉は十分注意しましょう。


    胎児側の原因

    前述のとおり、流産の原因の半分以上は胎児側の問題によるものです。

    そして、妊娠初期の流産としては、染色体異常が最大の原因とされています。


    染色体異常による流産は、「自然淘汰」とも呼ばれています。

    その他、胎盤発育不全遺伝病などが原因のこともあります。


    このような胎児側が原因の流産の場合、予防することは非常に困難と言われています。

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    流産の兆候は? 血液の色や量、血の塊は?

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    流産は決して珍しいことではありません。

    事実、妊婦さんの約15%が流産されているというデータがあります。



    流産には兆候があり、

    ・不正出血

    ・腹痛

    ・腰痛

    ・お腹の張り

    ・つわりが急に軽くなる

    ・基礎体温が下がる

    といった症状が現れる場合があります。


    ここでは、進行の具合から、症状を見ていきたいと思います。



    流産の初期症状

    少量の出血と下腹部の張り、鈍い下腹部痛や腰痛がみられます。

    しかし、全く自覚症状がない場合もあります。



    流産の初期症状が進行すると・・・

    流産の初期症状の進行に伴って、生理のときのような赤黒い血が出ます。

    血液は、生理3日目程度の量に増加します。


    場合によっては、赤黒いドロドロした血の塊がでることもあります。

    また、下腹部痛が強くなることがあります。

    下腹部の張りは、じっとしていても治まることなく継続します。


    流産の初期症状が進行すると最終的には・・・

    流産の初期症状が進行すると、陣痛のときのように周期的に下腹部痛の張りと痛みが起こります。

    そして、胎児と胎盤が子宮から押し出されてしまいます。



    ここまでなる前に、早めのケアが大切です。

    こうした症状が現れた場合は、一度産婦人科を受診して赤ちゃんの状態を診てもらうようにしましょう。



    兆候があったら早めの受診がおすすめ!

    軽い症状を感じた場合でも、早めに受診することをおすすめしています。

    からだを休めても出血が止まらず、下腹部の張りが継続している場合は、早急に産婦人科で受診しましょう。


    産婦人科では、内診や超音波検査がおこなわれ、流産の有無を確認します。

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    妊娠維持が可能な切迫流産

    流産といえば、100%妊娠維持が出来なくなるように聞こえますが、そうではありません。

    流産には色々あり、流産になりかけている状態でも「流産」という言葉を使います。


    例えば切迫流産です。

    切迫流産は、流産の危険性がないわけではありません。

    しかし、「安静」にしていれば、流産を抑止できる可能性も高く、妊娠継続に期待ができます。



    妊娠維持が不可能な流産と処置

    残念ながら、流産の症状が進行してしまうと、流産を抑止することができません。

    子宮頸管が開いてしまい、放置すると大量の出血を引き起こします。


    流産には、

    「完全流産」

    「不全流産」

    「稽留流産」

    があります。



    完全流産

    完全流産は、胎児や胎盤が母体から出てしまった状態です。

    完全に自然排出されているので、子宮内容掻爬手術の必要はありません。

    翌月から月経が再開されます。



    不完全流産と稽留流産

    不全流産や稽留流産は、完全流産とは異なり、子宮内容掻爬手術が必要です。


    不全流産とは、子宮内に胎児と胎盤の一部が残っている状態です。

    また、稽留流産は、死亡した胎児が子宮内の残っている状態です。


    絨毛組織が子宮内に残っていると、感染症などを引き起こす可能性があるため、掻爬が必須となります。



    流産の防ぐための予防方法

    染色体異常による流産の場合は、基本的に予防をすることは出来ません。

    しかし、母体側の原因による流産については予防することが可能です。


    代表的な予防方法として、流産の予防の基本は「安静」です。

    特に切迫流産、子宮異常のある人、発熱や下痢を起こしている人は、「安静」を心がけましょう。



    また、子宮筋腫のある人の場合、妊娠中に子宮筋腫を取り除く手術を行うと流産する危険性があります。

    症状にもよりますが、大半は安静にして流産を予防します。

    そして、出産後に筋腫を取り除き、次の妊娠に備えます。



    この他、頸管無力症の人の場合は、頸管を縛る手術を行い、流産を予防します。


    予防方法については、妊婦さんの状態などにもよりますので、医師に相談して決めましょう。



    もし流産してしまったらいつから妊娠できる?

    流産後、1週間程度は、安静が必要です。

    食事の用意など、からだに負担がかからない程度の家事はOKですが、運動やセックスは厳禁です。

    家族の協力を得て、出来るだけ身体を休めるよう心がけましょう。



    流産後は、また妊娠しても問題ないのかと不安に思われる方も多くいらっしゃいます。

    しかし、たとえ流産したとしても、もう妊娠できないということはありません。


    基本的には、流産後に一回生理がくれば問題ありません。

    生理がくれば、子宮の働きが戻っていることになります。

    ただし、それまでに病院できちんと診断を受けておくことが大切です。



    実際に流産を経験した後、再び妊娠して元気な赤ちゃんを出産された方も大勢います。

    つらい経験を乗り越え、また夫婦、家族で頑張って欲しいと思います。

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    まとめ

    いかがでしたか?

    今回は、妊娠初期の流産の兆候となる出血と原因についてご紹介しました。


    受精卵は、細胞分裂を繰り返し、胎児になる部分と胎盤に分化します。

    その後も分化を繰り返し、妊娠15週頃には、胎児の体重は100g程度になっています。

    この頃には胎盤もほぼ完成します。


    つまり、妊娠から15週かけて、やっと胎児の安定した環境が整うわけです。

    家族に協力、サポートをお願いし、胎児にとって不安定な妊娠初期を、皆で一緒に乗り越えましょう。


    最後までありがとうございました。

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