大人や子供がノロウイルスに感染!嘔吐や下痢の症状と治療は?

main2 ノロウイルスは、秋から冬場にかけて猛威を振るいます。

冬季に起こる食中毒の約90%はノロウイルスが
原因だといわれており、食中毒から感染性胃腸炎を
引き起こします。

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ノロウイルスによる感染性胃腸炎は、すべての年齢層が対象で、
職場や施設、学校など集団生活を営む場所で流行していきます。

近年では、ノロウイルスの感染者数が増加傾向にあります。

 

ノロウイルスとは

ノロウイルスは、体長約30ナノメートルと、非常に
小さなウイルスです。

また、塩素や熱に強い耐性をもっているため、とても
死滅しにくいウイルスなのです。

 

ノロウイルスの特徴

一般的に食中毒を起こす細菌は、夏場に多くみられ、食品の中で
増殖していきます。

 

しかしノロウイルスは、

『食品の中では増殖しない』

『十二指腸や小腸の細胞で増殖する』

『冬場に多く見られる』

という特徴をもっています。

 

また、

『感染力が非常に強い』

『二次感染能力が高い』

こともノロウイルスの特徴です。

 

ノロウイルスの潜伏期間

ノロウイルスの潜伏期間は24時間から48時間です。

ときには、半日程度で発症することもあります。

 

ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスは、

経口(糞口)感染、

接触感染、

飛沫感染

によって感染していきます。

 

一度感染しても抗体ができるわけでないので、
繰り返し感染することがあります。

 
一次感染
ウイルスで汚染されている食品や水道水、井戸水などを
食べたり飲んだりすることで感染します。

 

食品の中でも、最も多くみられるのが「生牡蠣」です。

ノロウイルスは「熱」に耐性をもつウイルスですから、
「生」でなくても、加熱処理が不十分だと、ノロウイルスが
腸内に侵入し増殖をするため、胃腸炎を引き起こしてしまいます。

 
二次感染
感染者の身体の中に存在するノロウイルスは、糞便や吐瀉物に
混じって体外に排出されます。

しかし、この糞便や吐瀉物に混じったウイルスが飛び散ったり、
便器や手指を介して他人に感染を起こします。

 
感染期間
潜伏期間を含め症状が回復するまでの約1週間は、
人に感染してしまいます。

1週間を過ぎて、からだが回復状態にあっても、体内では
まだ排出されていないウイルスが生存している場合があります。

 

これらのウイルスの感染力は非常に弱まっていますが、
二次感染を引き起こす可能性は0ではありません。

人にうつさないよう、2~3週間は注意が必要です。

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ノロウイルスに感染した場合の症状

ノロウイルスに感染した場合の主症状は

「嘔吐」

「嘔気」

「下痢」

です。

 

微熱程度の発熱や悪寒、腹痛が伴うことがあります。

大人の場合、子どもに比べて、嘔吐や下痢などの症状が
非常に強く現れることが多いです。

 

一般的に、ノロウイルスに感染すると1週間前後で治癒しますが、
大人は子供より抵抗力があるため、2~3日で回復することが
多いです。

ノロウイルスに感染しても、発病しないまま治癒することも
あります。

 

ノロウイルスの合併症

小さい子どもや高齢者の場合は、痙攣腸重積を併発したり、
脱水症状陥ることがあります。

大人であっても、疲れやストレスなどで免疫が低下している
場合は注意が必要です。

 

ノロウイルスの検査と確定診断

一般的には検査をおこないません。

医師が必要と判断した場合にのみ検査がおこなわれます。

 

その場合、糞便や吐瀉物を採取して、

「電子顕微鏡法」

「RT-PCR法」

「リアルタイムPCR法」

などの精密検査がおこなわれます。

 

ノロウイルスの治療

ノロウイルス感染性胃腸炎は、ウイルスが体内から排除されると
自然に回復する疾患です。

 

自然治癒力を高めるために

「安静にすること」

が最適の治療法なのです。

 

ノロウイルスに効果的な薬剤はありません。

医師の診察を受けても、嘔吐が激しいときは鎮吐薬、下痢が
激しいときは、ビオフェルミンなど生菌製剤、乳幼児の場合は
座薬が投与されるなど対症療法がおこなわれる程度で、
特別な治療はありません。

 

トイレから離れることができないほどの下痢症状に
見舞われたときには、脱水症状に陥る危険性があります。

自宅で水分補給が出来ない場合は、病院で点滴などの治療を
受けることになります。

 

家庭でできるケア 水分補給と食事

胃腸に負担のかからない飲み物で水分補給をおこないます。

大人の場合は、お茶や湯冷まし、経口補水液OS-1を、
何回にもわけて摂取します。

乳幼児の場合は、湯冷ましや経口補水液OS-1を与えましょう。

 

食事は、胃に負担のかからない食品を選びます。

お粥やりんご(摩り下ろしたもの)などがお勧めです。

動物性脂肪の多い食品はNGです。

 

嘔吐が激しいときには、無理に食べることはありませんが、
水分だけはしっかりととりましょう。

 

二次感染予防法

〇石鹸を用いて、流水でしっかりと手洗いをすることが大切です。

〇牡蠣など二枚貝を調理したまな板や包丁で他の食品を調理せず、
すぐに熱湯消毒をおこないます。

〇排泄物の処理は、厳重におこないます。

〇感染者の衣服やシーツなどは、塩素系薬剤を用いて消毒します。

 

まとめ

これから秋にかけてノロウイルスの感染が増えていきます。

特に小さい子供がいるご家庭は注意が必要ですので、
家庭でもしっかりと予防していきましょう。

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