大人の溶連菌感染症!検査と治療は?自然治癒する?

main2 溶連菌は、1年を通して警戒しなければいけない菌の一つです。

 

特に11~12月の冬場に最も流行し、次いで春から夏にかけて
多くみられます。

好発年齢は5歳~15歳くらいまでの子どもです。

幼稚園や学校などの集団施設で感染が拡大していきます。

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溶連菌の正式名称は「溶血性連鎖球菌」です。

溶連菌には数十種類の菌が存在します。

 

人に感染する溶連菌の種類

そのうち、人に感染する溶連菌は5種類ありますが、
溶連菌感染症の約90%は、

A群β溶血性連鎖球菌

と呼ばれる溶連菌によるものです。

 

一度感染すると、感染した種類の溶連菌に対しては免疫が
できますが、未感染の溶連菌には感染します。

5種類とも、子どものうちに感染するとは限らないため、
大人になってからでも溶連菌に感染する可能性があるわけです。

 

溶連菌の中には、劇症型というものがあり、それに
罹ってしまうと、約30%の人が命を落としてしまうと
いわれています。

溶連菌といえば珍しいものではありませんが、侮っては
恐ろしい菌でもあります。

 

溶連菌の感染経路と潜伏期間

溶連菌の感染経路は、飛沫感染、経口感染です。

親子間では約20%の確率で感染します。

溶連菌の潜伏期間は2~5日です。

 

溶連菌感染症に大人が罹った場合、重篤なケースになる場合も
多々あるので、十分な注意が必要です。

 

溶連菌感染症 大人の一般的な症状

大人の場合、免疫力が著しく低下している場合に感染したり。
発症することが多く、症状は人によって様々です。

 

一般的に、溶連菌に感染すると

「喉の痛み」

「発熱」

「イチゴ舌」

などの症状が現れます。

 

感染初期には、

喉の痛みや咳、

発熱、

頭痛、

嘔吐

など風邪とよく似た症状が現れますが、溶連菌に感染すると
舌に赤い粒状の発疹(イチゴ舌)が現れるのが特徴です。

 

症状が重い場合は、扁桃腺辺りに白い粒状の発疹ができて、
唾を飲み込むのも困難なほどの痛みが現れます。

身体に発疹がでることもあります。

 

子供の場合は高熱を伴いますが、大人の場合は微熱程度で
治まることもあります。

 

溶連菌感染症は自然治癒する?

溶連菌に感染しても発症せず、保菌している人も多く
みられます。

溶連菌特有のイチゴのような赤い粒状の発疹も現れず、溶連菌に
感染していることさえ気が付かずに、自然治癒していることも
あります。

 

溶連菌感染症は放置すると重症化する?

症状が軽く、自然治癒したと思っていても、数週間後に突然
合併症を引き起こしてしまうことがあります。

 

代表的な疾患として

「リウマチ熱」



「腎炎」

などがあげられます。

 

軽症であっても、放置せずにしっかりと治しきることが大切です。

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溶連菌の検査

溶連菌の検査は、

「A群β溶血連鎖球菌迅速診断キット」

「咽頭培養検査」

「血液検査」

などの方法で検査が行われます。

 
A群β溶血連鎖球菌迅速診断キットによる検査法
口蓋、扁桃、咽頭に綿棒を擦りつけて、検体を採取し、
数分間培養して測定します。

わずか5分程度で結果が得られます。

 
咽頭培養検査
咽頭の菌を綿棒で採取し、検査します。

この方法は溶連菌以外の菌も調べることができますが、
結果が出るまでに数日を要します。

 
血液検査
白血球数やCRP(炎症を示す)の上昇がみられるか否かを
調べます。

すでに腎炎などを合併してしまっている場合には、尿検査なども
併せておこないます。

 

溶連菌感染症の治療法

抗生剤による治療

溶連菌に効果のある抗生剤は?
溶連菌には「抗生物質」が大変効果的なので、治療には

ペニシリン系

または

セフェム系

の抗生剤が用いられます。

 

薬を飲み始めて2日も経てば、症状はずい分
和らいできます。

 

重要なことは、症状が治まっても、薬の服用を途中で止めず、
10日前後は飲み続けることです。

抗生物質を途中で止めてしまうと、再発してしまう恐れが
あります。

 

重症の場合は、リウマチ熱や溶連菌急性糸球体腎炎を引き起こして
しまいますから、薬は、必ず医師の指示どおりに服用しましょう。

 
抗生剤の副作用
抗生物質を服用すると、溶連菌が殺菌されると同時に、
腸内細菌にまで影響を及ぼしてしまうため、下痢症状に
見舞われることがあります。

そのような場合は、医師に相談しましょう。

 

対症療法

皮膚に湿疹が現れ、痒みを伴うときには、

抗ヒスタミン剤(内服)



ヒスタミン軟膏

を使用し、熱が高いときには解熱剤が処方されます。

 

家庭で自然治癒する方法

医療機関で溶連菌の治療を受けると、1週間から10日ほど
薬を飲み続けなくてはなりません。

 

薬の服用は苦手・・・、何とか自然治癒力で溶連菌に
打ち勝ちたいと思っている人も少なくありません。

 

そのような場合は、免疫力をアップさせる生活を
心がけてください。

 

免疫力アップには

免疫力をアップさせるには、以下を意識しましょう。

〇質のよい睡眠を十分にとること

〇冷えを解消し体温を上昇させること

 

健常な人の平熱は36.5~37.1℃です。

体温は1℃下がると免疫力が30%低下し、1℃上がると免疫力が
数倍高くなるといわれています。

 

〇ヨーグルトなど免疫力を高める作用のある食品を摂取すること

免疫力が高まると自然治癒力も高まります。

ただ、自然治癒力にこだわり過ぎて症状が悪化すると、合併症を
招きかねないので、治療法を医師に相談しながらおこなうほうが
安全です。

 

まとめ記事

風邪かも・・・と思って、風邪薬を2日程度服用しても
症状が改善されないときには、医師に相談してみましょう。

溶連菌感染症であれば、早期に治療し、重症化を防ぐことが
最も大切です。

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