大人と小児の気管支喘息!咳が止まらない症状の原因は?

main 気管支喘息は、気管支(気道)の粘膜に慢性的な炎症が
生じていることによって起こります。

気管支喘息の人の気管支は、鎮まることなく常に炎症を
起こしているため、気管支の内腔が狭くなっています。

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気管支喘息はどのような病気?

炎症を起こしている気管支は、ホコリやたばこの煙など、
ほんの僅かな刺激にも過敏に反応してしまい、突然にして、
咳や痰が出ます。

また、呼吸のたびにゼーゼー・ヒューヒューという音をたて、
呼吸困難に陥ります。

 

発作は何時間か経つと自然に治まります。

発作が治まれば全く健常者と同じように元気です。

気管支喘息は、このような発作を何年にもわたって
繰り返す病気です。

 

日本では、約400万人の人が気管支喘息を患っていると
いわれています。

それだけ私たちの身近な病気だということですね。

 

気管支喘息は早期発見がカギ!

気管支喘息は、早期発見、早期治療が重要です。

小児の場合、早期に適切な治療をおこなえば、思春期頃までに
治癒することが多いです。

しかし、放置していると、気管支の炎症が持続して、
気管支粘膜が分厚くなって元に戻らなくなり、完治が
極めて困難になります。

 

大人の場合、風邪かな・・・と安易に放置してしまうことが
多いため、気管支の炎症が慢性化してしまい、自然治癒は
期待できません。

重症の場合、命とりになることもあります。

 

気管支喘息の要因とメカニズム

気管支喘息は、生活環境が深く関与しているといわれています。

塵やほこりペットの毛やフケ花粉、カビなどが
アレルゲンとなります。

また、風邪やストレス温度の変化たばこや線香の煙
排煙住宅建材用塗料などが発作を誘発する要因となることも
あります。

 

わたしたちのからだは、細菌やウイルスなどの病原体が
体内に侵入したときには、免疫防衛反応が起こり、身体を
守るしくみになっています。

ハウスダストや花粉などは常に体内に入ってきますが、
放っておいても身体に害を及ぼすものではありません。

 

ところが、アレルギー体質の人は、このような抗原
(ハウスダストや花粉など放っておいても害にならない)
に対しても「アレルゲン」と認識してしまうのです。

 

アレルゲンとみなされた物質が体内に侵入すると、体内では
IgE抗体がつくられます。

IgE抗体がつくられた状態のところへ再びアレルゲンが
侵入すると、アレルゲンタンパク分子がIgE抗体に結合し、
肥満細胞や好塩基球を刺激します。

 

刺激を受けた肥満細胞や好塩基球はヒスタミンなどの物質を
放出します。

その結果、気管支は収縮したり浮腫を生じます。

 

また、気管支粘膜(痰など)の分泌も増加します。

分泌物が増加すると、ゼーゼー・ヒューヒューといった喘鳴が
起こり、呼吸が困難になります。

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気管支喘息の症状は?

気管支喘息の症状は、大人も小人も同じです。

 

気管支喘息の発作は、夜から朝方にかけて起こることが
多くみられます。

気管支が刺激されると、発作性の「咳」「痰」が
けたたましく出ます。

 

細くなった気管支内に痰がつまり、気管支の内腔が狭くなり、
呼吸をするたび、

「喘鳴(ゼーゼー・ヒューヒュー)」

が起こり、肩で呼吸をするようになります。

 

更に症状がひどくなると、

陥没呼吸(息を吸うときに胸骨や鎖骨の上、肋骨が陥没したように見える)

になり、「呼吸困難」に陥ります。

 

重症の場合、体位を変えることや話をすることも
困難になります。

激しい発作が起こった場合は、死にいたることもあります。

 

咳がとまらないのは「咳喘息」かも

近年では、「咳喘息(せきぜんそく)」という病気が
増加している傾向にあります。

 

咳喘息も気管支喘息と同様、気道に炎症が生じて起こります。

咳喘息は、季節を問わず、発症します。

気管支喘息と同じ、夜から朝方にかけて多くみられます。

 

咳喘息の特徴と症状

咳喘息の特徴は「からせき(痰のない咳)」です。

夜、眠ることができないほど咳に悩まされることもあります。

 

咳喘息の発作には喘鳴がなく、痰もみられないため、風邪と
勘違いしてしまうことが多々あります。

 

咳喘息は、気管支喘息の前段階の症状だとも
いわれています。

放置していると、本格的な気管支喘息に移行する危険性が
高くなります。

咳が2週間以上続いている場合は要注意です。

 

まとめ

昨今、大人の気管支喘息患者さんが、急増しているそうです。

大人の場合、生活環境因子よりも、飲酒やストレス、体質などが
原因で発症することが多く、自然治癒率は10%以下と
いわれています。

 

重症化を防ぐためにも、不安を感じたら、すぐに医療機関で
受診しましょう。

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