前置胎盤の症状と原因は?出血があったら入院?帝王切開は?

lgf01a201305211500 前置胎盤とは、受精卵が着床する胎盤の位置は、子宮の
上のほうにできているのが普通ですが、胎盤が下のほうに
できてしまい、子宮口を覆ってしまう状態をいいます。

種類としては、

胎盤の縁が子宮口に少しかかっている「辺縁前置胎盤」、

胎盤が子宮口の一部を覆っている「部分前置胎盤」、

子宮口を全部を覆っている「全前置胎盤」

があります。

また胎盤と子宮が癒着して胎盤が剥がれない「前置癒着胎盤」もあります。

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前置胎盤の原因

前置胎盤の原因はまだ解明していませんが、子宮筋腫や
流産手術などにより内膜に傷や炎症を起こしている場合に
起こりやすいと考えられています。

 

近年では、

高齢出産、

不妊治療の普及、

喫煙、

帝王切開の増加

などにより前置胎盤の頻度も増加しています。

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前置胎盤の診断

最近では超音波検査により、早い時期に診断されます。

妊娠が進み子宮が大きくなると徐々に胎盤が上がり、最終的には
前置胎盤でなくなることもあります。

このため、妊娠中期は「前置胎盤疑い」として、
妊娠31週末まで診断します。

 

前置胎盤の症状

一般的には無症状で、腹痛を伴わない出血の

「予告出血」

「警告出血」

があることが多いので、少しでも出血があったら診察しましょう。

これらの症状は28週以降に増加するといわれています。

 

前置胎盤の治療法は?

出血があれば入院管理となります。

安静と必要に応じて子宮収縮抑制剤を投与して出血を防ぎます。

出血がなくても妊娠30週頃には安静目的で入院管理となります。

また、分娩方法のほとんどが帝王切開になります。

 

出血が多くなければ胎児が体外生活が可能な時期まで妊娠を
延長し、妊娠経過中に大量出血となった場合は緊急帝王切開手術が
行われます。

臨月まで出血がなく経過した場合は予定帝王切開手術を行います。

手術に伴い、大量出血に対する準備として自分の血液を
採取しておく「自己血貯血」をしておきます。

それでも足りないケースが多いので十分な量の輸血確保が
必須です。

 

前置癒着胎盤では、癒着胎盤が高度で剥離困難であるときは、
胎盤をそのまま残し抗癌剤などで胎盤を縮小させる方法も
あります。

剥離できてもその後止血困難な場合は救命目的で
子宮全摘出などもあります。

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