出血やつわりの変化は流産の兆候?妊娠初期の妊婦が注意すべきポイント

つわりの変化や出血。

妊婦さんは、「流産の兆候では?」と心配になりますよね?

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特に妊娠初期の妊婦さんはちょっとの体調の変化に敏感になり、赤ちゃんが元気に育つか心配になるもの。

しかし、実際には約15%の妊婦さん流産を経験されていると言われ、決して他人事ではありません。


今回は流産について、体の変化の兆候や妊娠初期に注意すべきポイントをご紹介したいと思います。

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妊娠におけるからだの変化とつわり

女性は妊娠すると、様々なからだの変化が現れます。

次の生理予定日がやってきても生理は無く、基礎体温は高温のまま下がりません。


妊娠によってホルモンにも変化が起こるため、

食欲不振や吐き気

嘔吐

眠気

頭痛

などの不快な症状が現れます。


この症状を『つわり』といいます。

つわりは、50~80%の妊婦さんが経験するといわれています。


ほとんどの場合、妊娠5~6週あたりから始まります。

つわりの期間は人様々ですが、一般的には、胎盤が出来上がる妊娠14週前後まで続きます。



体内で愛おしい赤ちゃんが育っているからこそ、不快な症状も我慢できるというものです。

ところが、つわりがあっても流産していることがあります。


妊娠初期に最も気を付けなければいけないのは、なんといっても「流産」です。

今回は、つわりの変化や出血と流産の関係性について、詳しく説明したいと思います。

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妊娠初期に起こる流産とは?

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妊娠22週までに胎児が母体の外に押し出されてしまうことを「流産」といいます。

 

流産の大半は、妊娠初期に起こるといわれています。

この時期に起こりやすい流産は、

切迫流産

進行流産

稽留流産

などがあげられます。

 

切迫流産とは?

切迫流産は、流産の兆候があっても抑制できることがあり、妊娠の継続が期待できる状態です。

まだ流産したわけではなく、一歩手前の状態であるため、迅速な対応が必要になります。

 

進行流産とは?

進行流産は、流産が進行して止められない状態です。

妊婦さんは、大量出血や強い下腹部痛や腰痛にみまわれます。

数分という僅かな間に、胎児が母体から外に流されてしまい、妊娠継続は不可能になります。

 

稽留流産とは?

死亡した胎児が子宮の中に留まっている状態を、稽留流産といいます。

出血があれば「流産」と思われがちですが、稽留流産の場合、出血はありません。

そのため、妊婦さんには流産したという自覚症状がありません。


稽留流産は、妊娠6~9週に最も起こりやすいといわれています。


稽留流産の症状は?
この種の流産は、出血やお腹の痛みは伴わず、全く自覚症状がありません。

そのため、定期検診で超音波検査をして、初めて気づくことが多いのです。

 
稽留流産の診断は?
稽留流産している場合は、超音波検査で胎児や胎児の心音が確認できません。

その結果、妊娠の継続はありません。

 
稽留流産の原因は?
稽留流産の原因の大半は「染色体異常」によるものです。

受精卵の染色体などの異常により、着床や細胞分裂の過程で成長が止まってしまい、赤ちゃんがうまく育たないことなどが原因とされています。

 
稽留流産の治療法は?
滞留流産の場合、胎児を助ける方法はありません。

場合によっては自然に体外にでてくるのを待つこともありますが、一般的には「子宮内容掻爬手術」という手術を行います。


「子宮内容掻爬手術」は全身麻酔で行い、10分程度で終わる場合がほとんどです。


稽留流産の予兆は?
前述どおり、自覚症状が全くありませんが、つわりに変化がみられることがあります。

そのため、つわりがあるのに、検診で稽留流産と診断されてしまうことがあります。

つわりは、妊娠している証のようなものですから、誤診ではないかと疑ってしまうほどです。


稽留流産の場合、子宮内に胎盤などの組織が残留していると、からだは「妊娠している」と勘違いしてしまいます。

そのため、つわりが維持される状態に陥るのです。

このような場合、掻爬手術をして子宮から体外に取り出すと、徐々につわりが治まります。


また、逆に稽留流産したとたんに、つわりが完全に治まることがあります。

つわりの終わり方は人様々です。

徐々に軽くなる人もいれば、急に気分が爽快になる人もいます。

そのため、つわりが突然に止まっても、妊婦さんは、つわりの時期が済んだと認識してしまいます。

しかし、稽留流産によるつわりの停止であれば、定期検診で残念ながら胎児の心音が確認できないことになります。


つわりと稽留流産の関連性は?
上述どおり、稽留流産するとつわりに変化があったという人が多くみられます。

しかし、医学的には、稽留流産とつわりの関連性は無いといわれています。

そのため、稽留流産に気づくのは難しく、定期的な検診でしか発見できない場合が多いのです。

 

流産後の精神的ケアが大切

妊婦さんは、生まれてくる赤ちゃんを楽しみに、つわりに耐えています。

それなのに、突然、定期検診で胎児や胎児の心音が確認されないと医師から言われてしまうと、大きなショックを受けてしまいます。


喜びから一転して奈落の底に突き落とされるようなものです。

「どうして私なの?」と塞ぎ込む人も少なくありません。


次の妊娠のためにも、一日も早く立ち直れるように、夫婦で悲しみを乗り切りましょう。

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まとめ

いかがでしたか?

出血もなく、つわりもあるのに、流産しているなんて信じられないような出来事です。


しかし、稽留流産は数人に1人の確率で起こるといわれています。

殆どの場合、「染色体異常」が原因なので、稽留流産の予防法はありません。

出血がないからこそ、流産したことを認められず、いつまでも自分を責めてしまうのかもしれません。

辛い気持ちを一日も早く克服して、次の妊娠のために、妊娠に適したからだづくりをしましょう。


そのためにも周囲のサポートが重要です。

母親だけではなく、父親も一緒にがんばりましょう。


最後までありがとうございました。

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