予防接種の基礎知識!任意と定期、ワクチンの種類は?赤ちゃんの発熱などの副作用は?

d8a0693392bdf23198b92846d4881aaf_m 予防接種は、感染症に対する免疫をつけて、病気へのリスクを
減らし、病気なったとしても軽症で済ませることができます。

また社会全体を感染症から守る目的もあります。

 

今回は、予防接種についての正しい知識として、

『定期』と『任意』について

ワクチンの種類

接種の種類

副反応について

日本で受けることが出来る予防接種

について紹介していきます。

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『定期』と『任意』の違いについて

予防接種には『定期』『任意』があります。

定期接種は国や自治体が推奨し、乳幼児の接種を強く
奨めているワクチンで、ほとんどが無料(公費)で
接種できます。

任意接種は接種するかどうかの判断は、受ける側
(赤ちゃんやその保護者)に委ねられています。

ただ、決して医学的に重要度が低いと言う訳ではありません。

 

任意接種のワクチンには健康保険が適用されないので、
基本的には自己負担となります。
(公費助成がある場合もある)

個人的には、かかりつけ医ともよく相談していただいて
積極的に接種していくものだと考えています。

 

ワクチンのタイプ・種類について

ワクチンのタイプは3種類あります。

 

【生ワクチン】

生きた病原体の病原性を弱めたワクチンです。

軽く病気にかかったような状態にして免疫をつけます。

自然感染とほぼ同じ強い免疫がつきます。

 

【不活化ワクチン】

病原体を殺し、必要な成分だけを取り出して作った
ワクチンです。

生ワクチンほど免疫は長く続かず、複数回の接種が
必要になります。

 

【トキソイド】

最近の毒素だけを抜き出し、その毒性をなくして作った
ワクチンです。

不活化ワクチンと免疫をつける力は同じで、複数回の接種が
必要です。

ワクチンの種類病原体病名
生ワクチンウィルスはしか(麻疹)・風疹・おたふくかぜ・水疱瘡(水痘症)・ロタなど
細菌結核(BCG)
不活化ワクチンウィルスポリオ・日本脳炎・インフルエンザ・B型肝炎など
細菌百日咳・肺炎球菌・ヒブ(インフルエンザ菌b型)など
トキソイド毒素ジフテリア・破傷風


 

【混合ワクチン】

2種類以上のワクチンを混合したものです。

生後3ヶ月からの

3種混合(DPT)や4種混合(DPT-IV)、

1歳から受ける

麻疹・風疹(MR)

の定期接種が行われています。

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ワクチンの接種方法について

ワクチンの接種方法には2種類あります。

 

口から飲ませる経口ワクチン(生ワクチン)



注射による接種(不活化ワクチン)

があります。

 

その接種方法はワクチンによって決まっています。

※注射の場合には、注射をした部分が赤く腫れることがあります。

 

予防接種の副反応(副作用)について

多少の副反応は自然なことです。

ワクチンに反応して出る症状のうち、本来の目的ではないものが
副反応です。

 

主な副反応には接種部位の腫れや痛み、発熱などがあります。

軽く病気にかかったような状態になる為、副反応が出るのは
自然なことです。

ほとんどの場合、数日で自然に回復します。

 

しかし、より安心して接種する為に、予診票をきちんと記入し、
接種前の健康状態を十分確認しておき、副反応や心配なことは
接種前に医師に確認しましょう。

 

接種後まれに重い副反応が起こることがあります。

接種後はすぐに帰宅せず、15~30分程度は病院で待機して、
様子を見ましょう。

待機中・帰宅後にかかわらず、高熱が続く、子供の場合であれば、
激しく泣いて泣き止まないなど、心配な時にはすぐに医師に
相談しましょう。

万一重い副反応で医療費負担が生じた時のために、
救済制度が設けられています。

詳しくは厚生労働省HPで確認できます。

「予防接種健康被害救済制度について」

 

日本で受けることができる予防接種

定期接種

ワクチン名予防できる感染症初回接種時期接種回数
ヒブ(インフルエンザ菌b型)ヒブ感染症(特に細菌性髄膜炎・喉頭蓋炎)生後2ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
小児用肺炎球菌小児の肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎・肺炎など)生後2ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
DPT-IV(4種混合)ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(小児麻痺・急性灰白髄炎)生後3ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
BCG結核生後5~8ヶ月未満1回
MR(麻疹・風疹)はしか(麻疹)・風疹1歳の誕生日を迎えたらすぐⅠ期1回2回
5~6歳(年長の4~6月がおすすめ)Ⅱ期1回
みずぼうそう(水痘)みずぼうそう1歳の誕生日を迎えたらすぐ初回1回2回
追加1回
日本脳炎Ⅰ期日本脳炎3歳初回2回
追加1回
4回
Ⅱ期9歳1回
DT(2種混合)ジフテリア・破傷風11歳DPT-IVやDPTの追加として1回
HPVサーバリックス
(2価ワクチン)
子宮癌中学1年生初回1回
1ヶ月後に1回
初回の6ヶ月後に1回
3回
ガーダシル
(4価ワクチン)
中学1年生初回1回
2ヶ月後に1回
初回の6ヶ月後に1回
3回


 

任意接種

ワクチン名予防できる感染症初回接種時期接種回数
B型肝炎B型肝炎生後2ヶ月~初回2回3回
生後6ヶ月~追加1回
ロタウイルス1価ロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎と脳炎などの重い合併症)生後2ヶ月~2回
5価3回
インフルエンザインフルエンザ生後6ヶ月以降の秋毎秋1~2回
おたふくかぜおたふくかぜ1歳~1歳4ヶ月未満初回1回2回
追加1回
A型肝炎A型肝炎1歳~初回2回3回
追加1回


 

まとめ

今回は予防接種の基本的な知識についてご紹介しました。

予防接種はワクチンによって病原体の感染から身を守ったり、
緩和させることが出来ます。

感染症の予防としては、最もコストパフォーマンスの高い
方法だと言えるでしょう。

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