予防接種で予防できる病気は?副作用 副反応は?[まとめ]

main 予防接種には、命にかかわる病気や、重度の後遺症などを
未然に防ぐ役割があります。

また、もし病気にかかってしまったとしても、重症化を
防ぐことができることもメリットです。

定期接種は必ず受け、任意接種も可能な限り受けるように
しましょう。

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以下に予防接種のワクチン別に

・種類

・主な症状

・予防できる病気

・副作用 副反応

についてまとめました。

 

ヒブ

種類

・定期接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

肺や髄膜に菌が入ることで炎症を起こします。

呼吸が苦しくなって肺炎になる場合や、脳を包む髄膜に入り
髄膜炎を引き起こす場合もあります。

重症化すると意識障害や呼吸困難などになることも。

 

予防できる病気

ヒブによる細菌性髄膜炎

細菌性肺炎

など

 

副作用 副反応

接種部位の腫れや発熱が1~2日見られることがある。

先進国では重度の副反応は見られないが、38℃以上の熱が
1日以上続く場合は受診しましょう。

 

ロタウイルス

種類

・任意接種

・生ワクチン

・経口

 

主な症状

ロタウイルスは、5歳までに約95%が感染するほど強力な
感染力があります。

激しい下痢や嘔吐を引き起こすため、脱水症状や脳炎、
腎障害などの合併症になる場合もあります。

 

予防できる病気

ロタウイルス胃腸炎

 

副作用 副反応

1回目の接種を生後15週以上に行った場合、腸重積を
発症する確率が高まります。

その前に接種をしましょう。

 

B型肝炎

種類

・任意接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

感染力が非常に高く、感染後はB型肝炎ウイルスが一生
残ります。

肝炎や肝硬変、肝がんを引き起こすこともあります。

感染経路は不明な場合が多くあります。

 

予防できる病気

B型肝炎

 

副作用 副反応

接種部位が赤く腫れることがあります。

発熱や発疹、吐き気などの症状が現れることも。

重度の副反応の報告はありませんが、38℃以上の熱が
続く場合は受診しましょう。

 

BCG

種類

・定期接種

・生ワクチン

・スタンプ式

 

主な症状

結核は空気感染で発症するため、生後すぐに発症する可能性が
あります。

重度の結核では、難聴や脳神経麻痺などを併発するケースも
あります。

 

予防できる病気

重度の結核(粟粒結核、結核性髄膜炎など))

 

副作用 副反応

接種後4週後程度で軽く膿むことがあります。

1週間以内に膿んだり、腫れたりした場合は念のため
受診しましょう。

 

四種混合

種類

・定期接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

ジフテリアとポリオは、重症化すると麻痺が起こります。

破傷風は菌が傷口から入るとけいれんなどの症状が起こります。

百日咳は、連続した咳が何日も続きます。

 

予防できる病気

ジフテリア

百日咳

破傷風

ポリオ(小児麻痺)

 

副作用 副反応

接種部位の腫れやしこりが出ることがあります。

広範囲で腕全体に症状が出る場合は受診してください。

 

小児用肺炎球菌

種類

・定期接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

細菌性髄膜炎は最悪命にかかわる場合もあります。

初期症状が風に似ているため、治療が遅れる場合も。

敗血症、菌血症は、乳幼児の場合重症化するケースが多いので
注意が必要です。

 

予防できる病気

肺炎球菌による細菌性髄膜炎

細菌性肺炎

敗血症、菌血症

など

 

副作用 副反応

接種部位の腫れや発熱が1~2日見られることがある。

38℃以上の熱が1日以上続く場合は受診しましょう。

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おたふくかぜ

種類

・任意接種

・生ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

耳の下や頬の後ろ、あごの下などの耳下腺部が腫れる
症状が現れます。

男子が感染すると睾丸炎を起こす場合もあります。

おたふくかぜは治療法がないため、予防接種を受けることを
奨励します。

 

予防できる病気

おたふくかぜ

 

副作用 副反応

接種後2~3週間程度で耳の下が少し腫れ、発熱することが
あります。

38℃以上の熱や耳下の腫れ、嘔吐、咳がひどい場合は
受診しましょう。

 

水痘(水ぼうそう)

種類

・定期接種

・生ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

水痘、帯状疱疹ウイルスなどが空気感染すると発症します。

免疫を持たない場合は、ほぼ100%感染します。

発熱と発疹が現れ、その後発疹は水疱になります。

 

予防できる病気

水痘(水ぼうそう)

 

副作用 副反応

副反応はほとんどありませんが、38℃以上の熱が
1日以上続く場合は受診しましょう

 

MR

種類

・定期接種

・生ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

麻疹(はしか)、風疹のどちらも発熱や発疹が出ます。

また、どちらも治療法がないため、対処療法が中心に
なります。

妊娠初期の妊婦さんが風疹にかかった場合、先天的な障害を
持つ赤ちゃんが生まれるリスクがあります。

 

予防できる病気

麻疹(はしか)

風疹

 

副作用 副反応

7~10日語に38℃以上の熱が1日以上続く場合や、指で押さえても
消えない紫斑や点状出血がある場合は受診しましょう。

 

インフルエンザ

種類

・任意接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

寒気を伴う高熱や倦怠感、筋肉痛などの症状が現れます。

重症化した場合、インフルエンザ脳炎になる場合も。

インフルエンザ脳炎は、致死率が80%~90%、回復しても
25%程度の確率で精神運動発達障害などの後遺症が
残るため注意が必要です。

 

予防できる病気

インフルエンザ

 

副作用 副反応

強い卵アレルギーがある場合は、接種しても問題がないか
かかりつけ医などに相談しましょう。

重度の副反応の報告はありません。

 

日本脳炎

種類

・定期接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

国内での報告は10例以下ですが、発症すると
高確率で急性脳炎になります。

その場合、致死率は20~40%程度になります。

日本脳炎ウイルスに感染した豚の血を吸った蚊に
挿されることで感染します。

 

予防できる病気

日本脳炎

 

副作用 副反応

接種部位の腫れや発熱がある場合があります。

稀に、けいれんやアレルギー反応が現れることも。

 

A型肝炎

種類

・任意接種

・不活化ワクチン

・皮下注射

 

主な症状

A型感染ウイルスに汚染された食物で感染します。

重症化した場合は、細胆管炎性肝炎や劇症肝炎を
発症する場合もあります。

 

予防できる病気

A型肝炎

 

副作用 副反応

接種部位の腫れや発熱などが現れることがあります。

 

一覧表

定期接種

ワクチン名予防できる感染症初回接種時期接種回数
ヒブ(インフルエンザ菌b型)ヒブ感染症(特に細菌性髄膜炎・喉頭蓋炎)生後2ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
小児用肺炎球菌小児の肺炎球菌感染症(細菌性髄膜炎・肺炎など)生後2ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
DPT-IV(4種混合)ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ(小児麻痺・急性灰白髄炎)生後3ヶ月~初回3回4回
1歳~追加1回
BCG結核生後5~8ヶ月未満1回
MR(麻疹・風疹)はしか(麻疹)・風疹1歳の誕生日を迎えたらすぐⅠ期1回2回
5~6歳(年長の4~6月がおすすめ)Ⅱ期1回
みずぼうそう(水痘)みずぼうそう1歳の誕生日を迎えたらすぐ初回1回2回
追加1回
日本脳炎Ⅰ期日本脳炎3歳初回2回
追加1回
4回
Ⅱ期9歳1回
DT(2種混合)ジフテリア・破傷風11歳DPT-IVやDPTの追加として1回
HPVサーバリックス
(2価ワクチン)
子宮癌中学1年生初回1回
1ヶ月後に1回
初回の6ヶ月後に1回
3回
ガーダシル
(4価ワクチン)
中学1年生初回1回
2ヶ月後に1回
初回の6ヶ月後に1回
3回

任意接種

ワクチン名予防できる感染症初回接種時期接種回数
B型肝炎B型肝炎生後2ヶ月~初回2回3回
生後6ヶ月~追加1回
ロタウイルス1価ロタウイルス感染症(ロタウイルス胃腸炎と脳炎などの重い合併症)生後2ヶ月~2回
5価3回
インフルエンザインフルエンザ生後6ヶ月以降の秋毎秋1~2回
おたふくかぜおたふくかぜ1歳~1歳4ヶ月未満初回1回2回
追加1回
A型肝炎A型肝炎1歳~初回2回3回
追加1回


任意接種、定期接種については下記の記事を参照して
ください。

「予防接種の基礎知識!任意と定期、ワクチンの種類は?赤ちゃんの発熱などの副作用は?」

また、予防接種のスケジュールについては、下記の記事を参照
してください。

「予防接種のスケジュール!間隔は?同時接種の組み合わせは?」

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