乳癌の治療は?手術の費用や術後治療の副作用は?

main4 「乳癌」と診断されたら、一日も早く治療を開始します。

乳癌は早期に切除して、適切な治療を施せば、完治の可能性が
高い病気です。

 

乳癌の治療には

「外科手術」

「放射線治療」

「化学療法」

「ホルモン療法」

があります。

 

基本的には「外科手術」をおこない、癌を取り除き、
その後、放射線療法や化学療法、ホルモン療法などで、
癌の再発を防ぎます。

スポンサードリンク



乳癌には「外科手術」が基本!

乳癌は、基本的に外科手術をおこないます。

外科手術には 3つの方法があります。
胸筋合併乳房切除術
乳房全体と大胸筋や小胸筋、脇の下のリンパ節など、
大きな範囲で切除する方法

 
胸筋温存乳房切除術
胸筋を残して乳房と脇の下のリンパ節を切除する方法

 
乳房温存手術
乳房の一部と脇の下のリンパ節を切除する方法

 

最近では、「乳房温存手術」が増え、手術の半数以上を
占めているといわれています。

乳頭温存手術は、乳房を残すことができるという
メリットがあります。

 

しかし、以下の条件を満たしていなければ乳頭温存手術は
できません。

・しこりが3cm以下である

・周囲に拡がっていないこと

・多発がん(乳房の何か所にもできる)ではないこと

 

術後治療 手術翌日からリハビリ開始

乳癌の手術によってリンパ節を切除すると、リンパ浮腫や
痺れが生じたり、腕が動きにくくなったりします。

放置していると、筋力が低下して、益々腕が
動かなくなってしまうため、外科手術を終えた翌日から、
少しずつリハビリを始めます。

 

手術法によって異なりますが、一般的には、約1ヶ月の
リハビリで腕が正常に動くようになり、半年後には、
筋力がほぼ元に戻ります。

 

術後治療  放射線治療

放射線治療は、乳癌に大変効果的な方法だと
いわれています。

 

癌がすべて取り切れている場合や、乳房を全部
切除した人には、放射線治療がおこなわれません。

 

脇の下のリンパ節に転移が見られた場合は、放射線を
照射することもあります。

放射線治療は、術後2~3週間経ってから開始します。

放射線の照射で、癌細胞の増殖を抑制します。

1週間に5回の照射で、5~6週間続けます。

 

放射線治療では、

食欲不振や腫れ、

一過性の皮膚の色素沈着

などの副作用が現れることがあります。

スポンサードリンク


術後治療  化学療法

化学療法剤を投与して、癌細胞を死滅させる治療です。

化学療法剤には内服薬と注射薬があります。

 

主として、リンパ節に転移がみられた場合や、
ホルモン療法で効果が得られない場合、
再発の可能性が高い場合におこなわれます。

 

内服薬の副作用は軽いですが、注射薬の場合は、

吐き気や食欲不振、

白血球減少、

脱毛

などの副作用が現れることがあります。

 

術後治療  ホルモン療法

乳癌の原因の一つとなる

「エストロゲン(女性ホルモン)」

の産生・分泌を抑制したり、働きを抑える薬を投与して、
癌細胞の増殖を防ぎます。

 

薬によっては、

吐き気や食欲不振、

月経異常

などの副作用が現れることがあります。

 

入院治療は何日間必要?

手術の方法や術後の経過によって、入院日数は異なります。

また、医療機関によっても違います。

 

一般的には、手術の1~2日前に入院して外科手術を受けます。

 

乳房温存手術の場合は、術後1週間程度、

乳房切除術の場合は、術後7~14日程度

の入院が必要になります。

 

乳癌の治療費は? 保険は適用?

乳癌は健康保険が適用されます。

外科手術の費用は、総額60~80万円といわれています。

 

自己負担額(公的保険適用分3割の場合)は、
20万円前後となります。

 

放射線療法は、25回で総額約30万円

化学治療は総額で約60万円

ホルモン治療は総額で約90万円です。

 

いずれも、自己負担額は総額の3割(公的保険適用分3割の場合)
です。

 

手術費用以外に、入院費用、検査費用などが加算されるため、
高額の治療費がかかってきます。

個室などを利用した場合は、保険適用外です。

 

「高額療養費制度」が適用されますが、70歳未満であれば、
手術前に「限度額適用認定証」を用意しておき、保険証と
合わせて医療機関に提示すると、窓口での医療費の支払いが
自己負担限度額だけになります。

 

まとめ

日本では、乳癌になる人が増加傾向にあります。

最もリスクが高い年齢層は40~50歳代だそうです。

早期発見・早期治療をおこなえば、約9割の人が
治癒しています。

 

セルフチェックや検診で、自分自身の身体を
守っていきましょう。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ