マイコプラズマ肺炎の薬ジスロマックの効果は?子供への副作用は?

main マイコプラズマ感染症(肺炎)は、5~12歳くらいまでの小児に
好発する感染症です。

 

マイコプラズマ感染症(肺炎)に罹ると、高熱頭痛
全身倦怠感に見舞われ、続いて咳が現れます。

マイコプラズマ感染症(肺炎)による発熱は、夕刻になると
上がり始めて、明け方を迎えるころに下がるのが特徴です。

発熱や頭痛などの症状は数日もすれば治まってきますが、
は徐々に強くなり、3~4週間続きます。

 

一般的に、マイコプラズマに感染しても、自然治癒が
期待できますが、稀に肺炎を起こしてしまうことがあるので
注意が必要です。

肺炎を起こしてしまったときには、子どもの病状だけでなく、
どのようなお薬が用いられるのだろう・・・と、不安や心配が
膨らみます。

 

マイコプラズマ肺炎の治療をおこなうときには、
マクロライド系の抗菌薬が用いられます。

 

今回は、治療薬

「マクロライド系のジスロマック薬」

の効果や副作用についてご紹介いたします。

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マクロライド系「ジスロマック」とはどんな薬?

ジスロマックは、細菌のタンパク質合成を阻害し、増殖を
抑制する作用をもっています。

 

マイコプラズマは細菌の中で最も小さい菌で、細胞壁を
もたないという特殊な構造をしています。

そのため、抗菌薬の代表格「ペニシリン系」や「セフェム系」の
お薬では太刀打ちできません。

 

そこで、用いられるのがマクロライド系のお薬なのです。

マクロライド系のお薬は、マイコプラズマ菌クラミジア菌
レジオネラ菌などの細菌に効果を発揮します。

性感染症にも有効であるといわれています。

 

マクロライド系の抗菌薬には、ジスロマッククラリス
エリスロマイシンなどがあります。

その中で、小児科でよく使用されているのが
「ジスロマック」です。

 

ジスロマックの効果は?

マイコプラズマ肺炎の初期症状は、風邪と区別がつかないため、
症状が現れてから4~5日後に、レントゲンをとって肺炎を
確認します。

レントゲンによって「肺炎」が確認されると、お薬が
投与されます。

 

ジスロマックは、1日1回の服用で3日間続けます。

3日間の服用で7~14日間、効果が持続します。

 

お薬を服用すれば、たいてい2~3日で解熱し、
症状が回復に向かいます。

 

ジスロマックは、短期間の服用で10日前後の効果が
持続するという優れたお薬です。

 

ジスロマックと併用できない薬

飲み合わせが悪いといわれる薬の種類も、マクロライド系の
他の薬に比べて少ないといわれていますが、やはり注意は
必要です。

 

酸を抑制する胃腸薬

抗血栓薬(ワーファリン)

強心薬(ジゴシン)

免疫抑制剤(ネオーラル)

などのお薬の併用は禁忌です。

 

副作用を回避し、安全に服用するためにも、持病などでお薬を
服用している場合は、前もって医師に告知しておきましょう。

 

マクロライド系の薬が効かないという噂は本当?

マイコプラズマ感染症に非常に有効とされてきたマクロライド系の
薬が、ここ最近では、効果が薄れているといわれています。

 

これは、薬の成分が変わったのではなく、マクロライド系の
お薬が、風邪や副鼻腔炎など、様々な病気治療に用いられるため、
耐性菌が増加してしまったことが原因です。

そのため、マイコプラズマ肺炎の治療が困難になりつつあると
いわれています。

 

ジスロマックの副作用は?

ジスロマックは副作用が少ないといわれていますが、ときおり
嘔気や下痢などの胃腸症状が現れることがあります。

ほとんどの場合は、間もなくにして治まるので心配は
ありませんが、稀に、重い副作用が現れることがあります。

 

〇アナフィラキシーショック

【症状】
蕁麻疹

顔や喉の腫脹

喘鳴

全身発赤

顔面蒼白

血圧低下

脈が弱い

手足の痺れ、

冷汗

意識が朦朧とする

など

 

〇肝障害

【症状】
全身倦怠感

嘔気

食欲不振

発熱

発疹

白目が黄色になる

など

 

〇腎障害

【症状】
乏尿

尿が出ない

尿が濁る

血尿

浮腫み

嘔気

全身倦怠感

発熱

発疹

腰痛や側腹部痛

など

 

〇不整脈

【症状】
頻脈

徐脈

動悸

胸痛

倦怠感

めまい

失神

など

 

〇間質性肺炎

【症状】
乾性の咳

息切れ

息苦しい

発熱

など

 

〇大腸炎

【症状】
発熱

下痢

血液の混じった便

下血

激しい腹痛

など

 

〇血液の異常

【症状】
口内炎

喉の痛み

青あざなど皮下出血

鼻血

歯肉出血

など

 

〇皮膚疾患

【症状】
発疹

発赤



皮膚が剥ける

皮膚が熱っぽくなる

皮膚の痛み

唇や口内がただれる

など

 

〇横紋筋融解症

【症状】
筋肉痛

手足の痺れや痙攣

力が抜ける

歩行困難

など

 

まとめ

子どもにお薬を飲ませる場合は、経過観察をしっかりと
行いましょう。

重度の副作用は滅多に起こるものではありませんが、
気になる症状が現れたときには、すぐに小児科で
受診しましょう。

 

子供は自分で症状を主張することが苦手です。

親がしっかりとみてあげて、対応してあげましょう。

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