しこりや痛みは乳癌の初期症状?検査や検診の費用は?

main3 乳癌は、乳房内にある乳腺の上皮細胞にできる癌です。

 

乳腺は、

「小葉(乳汁をつくる場所)」



「乳管(乳汁を運ぶ通路)」

に分かれています。

 

乳癌の約95%は乳管から発生する「乳管がん」です。

 

癌細胞が小葉や乳管に留まっている癌を「非湿潤がん」

小葉や乳管から外部に出て血管やリンパ管など周りの組織に
拡がっている癌を「湿潤がん」

と呼びます。

 

よく気づくきっかけとして言われている「しこり」は、
「湿潤がん」に多くみられる症状です。

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日本人に多い湿潤癌!

日本では、湿潤癌が圧倒的に占めています。

 

癌が周りのリンパ管や血管に入ると、
転移しやすくなります。

乳癌の場合、リンパ節に転移したり、肺や肝臓、骨などの
臓器に転移する危険性があります。

 

乳癌の原因は女性ホルモン?

乳癌の原因は、遺伝要因(がんになりやすい体質)
環境要因があげられます。

 

乳癌には、エストロゲン(女性ホルモンの一つ)が密接に
関与しています。

 

初経が早すぎたり、閉経が遅すぎたり・・・と、
長期間にわたりエストロゲンが分泌し続けると、
乳癌の発生を促進してしまいます。

 

また、肥満になると脂肪組織でエストロゲンが生成されるため、
乳癌のリスクが高まります。

 

乳癌になりやすい人は?

乳癌になりやすい人には、下記のような特徴があります。

 

・早期(12歳未満)に初経を迎えた人

・55歳以降に閉経を迎えた人

・未産または、初産が30歳以上の人

・近親者に乳癌になった人がいる人

・肥満の人    

など

 

そのため、当てはまる方は、定期的に乳がん検診を受けることが
推奨されています。

 

しこりや痛みは乳癌の初期症状?

「しこり」ができると、乳癌かも・・・と不安にかられます。

乳癌の症状の大半は、乳房腫瘤(しこり)がみられます。

 

しかし、

「しこりが触れないから大丈夫」

とか

「しこりがあるから絶対に乳癌だ」

という安易な考えはNGです。

 

しこりがあっても乳腺炎など他の病気のことがあります。

 

一般的に、乳癌の初期症状は、

「しこり」

「分泌物」

「リンパの腫脹」

などがみられます。

 
乳房腫瘤(しこり)
乳房腫瘤は、癌細胞によって硬さや性質が違います。

 

米粒や豆のようなコロコロとした感触です。

 

しこりは、乳癌の症状が進行するにつれて痛みを伴います。

 

チクチクとした痛みが生じますが、乳房全体に痛みが
あるわけではなく、一部分のみに痛みを感じます。

 
分泌物
乳頭から、血液の混じった分泌物がでたり、乳頭や乳輪が
ただれたり、乳頭や乳房が変形することもあります。

 
リンパの腫脹
乳房の周囲のリンパや、腋窩(脇の下)リンパ節に腫れが
生じることがあります。

 

皮膚の下に豆粒のようなものが触れることもあります。

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初期に乳癌を発見できなかったときは・・・

しこりや分泌物などは、自分自身でチェックすることが
できますが、残念ながら、リンパ節に転移して初めて
発見されることも多々あります。

 

癌細胞が周りの組織にまで拡がってくると、乳房の皮膚が
ひきつれたり、潰瘍や出血が現れます。

そのため、定期的に健診を受けて予防、早期発見をすることが
重要になります。

 

乳癌検診・検査は?

一般的に、乳癌検診では

「問診」

「視診・触診」

「マンモグラフィ」

がおこなわれます。

 

妊娠中など、放射線を避けたほうがよいと思われる場合は、
超音波検査がおこなわれます。

 
視診・触診
専門医による視診と触診がおこなわれ、しこりの有無や
乳房の状態などをチェックします。

 
マンモグラフィ
マンモグラフィ(乳房専用のレントゲン撮影機)では、
しこりの大きさや湿潤の状況、視診や触診ではわからない
小さな病巣まで発見することができます。

 
超音波検査
しこりの大きさや湿潤の状況が詳しく判明します。

痛みもなく、妊娠中でも安全に受けることができる検査です。

 

検査で異常が見つかった場合は?

検診で異常が見つかった場合は、更に詳しい検査がおこない、
乳癌であるか否かを診断します。

 

精密検査では、細胞診や組織診が行われます。

 
細胞診
しこりに注射針を刺し細胞を吸い取って、しこりが
悪性か良性かを顕微鏡で調べます。

 
組織診(生検)
組織をとり、顕微鏡で悪性か良性かを調べます。

細胞診より更に確実な結果が得られます。

 

検診にかかる費用は?

40歳以上になると、2年に1度、自治体による検診が
実施されています。

自治体が全額負担してくれるところもあれば、一部負担の
自治体もあるため、検診費用は自治体によって異なります。

 

ただ、全額負担ではないので、高額な費用はかかりません。

しかし、40歳未満の場合は、ほぼ全額負担です。

 

マンモグラフィ検査には5,000円前後の費用が、
超音波検査は3000~4000円の費用がかかります。

受診料を合わせると、15,000円~の費用が必要となります。

 

まとめ

乳癌は早期発見・早期治療が肝要です。

定期的に、乳房のセルフチェックをおこないましょう。

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