おたふく風邪の大人と子供の症状の違いは?予防や対策について


おたふく風邪の症状は大人と子供で違うの?予防や対策は?

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・・・って気になりますよね?


毎年数万人の感染者が報告されている「おたふく風邪」

最大の特徴は耳下腺の腫れでしょう。


主に子どもの頃にかかりやすい病気と思われがちですが、ウィルス感染症であるため、大人でもかかることがあります。

今回は、この「おたふく風邪」について、原因や予防方法をご紹介したいと思います。

是非参考にしてください。

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おたふく風邪(流行性耳下腺炎)とは?

おたふく風邪の医学的な正式名称は「流行性耳下腺炎」です。

耳下腺が腫れて「お多福」のようなお顔つきになることから「おたふく風邪」と呼ばれています。


年齢別にみると、3歳から10歳くらいの子どもに感染することが多い疾病です。

特に4歳前後の感染率が最も高く、4歳から6歳までの発症が全体のおよそ60%を占めています。


しかし、小児期に感染しなかった人は、大人になってから感染する可能性があります。

そのため、子供しか感染しないと思われがちですが、大人も注意が必要です。

また、おたふく風邪は春から夏にかけて流行ることが多いですが、ここ最近、都市圏など人口が密集している地域では、時期に関係なく「一年中感染する疾病」となっています。


それでは、このおたふく風邪の特徴についてみていきましょう。

おたふく風邪の原因

おたふく風邪の原因はパラミクソウイルス科の「ムンプスウイルス」です。

感染者の咳によって飛び散った飛沫を吸い込んだり、感染者の唾液のついたものに触れたりすることによって、ウイルスが体内に侵入し、感染します。

感染力は水疱瘡や麻疹ほど強くありません。

一度感染すると、抗体ができ、再び感染することはほとんどありません。

おたふく風邪の予防方法

おたふく風邪については、任意接種になっています。

最大の予防方法は、定期予防接種をうけることでしょう。

日本では、おたふく風邪ワクチンは2回接種を推奨しています。

1回目は1歳、2回目は4~6歳頃に接種することが望ましいとされています。


1歳になったらMR(麻しん風しん混合)ワクチンの次か同時期に受けるようにしましょう。

また、当たり前ですが、感染者と接触しないことが肝要です。

おたふく風邪の潜伏期間と感染期間

ムンプスウイルスの感染経路は飛沫感染や接触感染です。

〇おたふく風邪の潜伏期間は16~18日

〇おたふく風邪の発症期間は4~7日

二次感染が最も強い時期は、潜伏期間です。

腫れが引き始めると感染力は弱まります。

おたふく風邪の出席停止期間

おたふく風邪の出席停止期間は、約1週間です。

①耳下腺の腫れが始まった日から5日を経過していること

②全身の状態が良好であること

①と②の両方をクリアすれば、学校や職場に復帰することができます。

おたふく風邪の主な症状

おたふく風邪の症状としては、感染後2~3週間後に、頭痛や発熱、悪寒、食欲不振、嘔吐、倦怠感が発現します。

続いて(1日~2日後)、耳下腺が腫れて痛みを伴います。

たいていは左右とも腫れますが、片方だけのときもあります。


耳下腺が腫れだして2日目が最もひどく、1週間ほど続きます。

唾を飲み込むだけでも痛みを感じ、熱は40℃近くまで上がります。


思春期以降の男性の場合、精巣に炎症がおきることがあり、精巣が炎症するとひどい痛みにみまわれます。

おたふく風邪の合併症

重症化しないことがほとんどですが、稀に髄膜炎脳炎などの合併症を引きおこすことがあります。

また、成人してから感染すると、精巣や前立腺、中枢神経系や膵臓など他の器官に作用し、神経系難聴や顔面麻痺などを併発することも。

また、生殖機能関連では、治癒後も後遺症が残る場合があります。


おたふく風邪の代表的な合併症は以下の通りです。

-髄膜炎-

およそ10%という高確率で起こる「髄膜炎」。

1日のうちに3回以上の嘔吐や激しい頭痛がある場合は疑う必要があります。

-脳炎-

「脳炎」は、0.2%程度の確率で起こり、意識障害やけいれんなどを引き起こす場合があります。

-膵炎-

発熱や腹痛、胃痛、嘔吐などの症状が発生し、確率は低いですが、稀にショック状態となり、症状が悪化すると腹膜炎になることも。


上記のような状態になったら、至急救急車を呼ぶなどして受診するようにしてください。

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家庭でできる診断方法と治療法

おたふく風邪の初期は普通の風邪の症状と区別がつきにくいです。

しかし、後に特徴的な耳下腺の腫れが発現し、同時に痛みを伴うので、「おたふく風邪」と容易に診断できます。

おたふく風邪と判断できたら、治療になります。


ここでは、家庭で出来るおたふく風邪の対処法を紹介します。

基本的には対処療法になりますが、事前に知識として知っていれば、落ち着いて対処できます。


まず食事についてですが、耳下腺が腫れると非常に強い痛みを伴います。

そのため、酸っぱいものや、噛まなくてはいけない食品は避けましょう。


お勧めメニューは・・・

〇お粥

〇ゼリーやプリン

〇牛乳やスープ、味噌汁、果汁

〇豆腐

です。


続いて入浴についてですが、熱が高いときや痛みがひどいときには入浴は避けましょう。

無理すると、かえって症状を悪化させてしまいます。


おたふく風邪で痛みを伴う場合は、その部位に冷たく冷やしたタオルをあてたり、アイスパックをのせて冷やしましょう。

痛みを緩和することが可能です。

病院での診断とお薬

おたふく風邪に感染した場合、小児期は小児科や耳鼻科、思春期以降の人は内科や耳鼻科を受診します。

二次感染を防ぐために、マスクを着用しましょう。


おたふく風邪の検査は「抗体検査」を基本としています。

この検査は、耳下腺部に腫れなどの症状がみられた場合は保険が適用されますから、安心して受けることができます。


治療については、おたふく風邪には特効薬がないので、症状を軽減する目的で治療が施されます。

安静にして、抗体ができるまでの期間を待つのが一般的ですから、医師からは治癒力を高めるケアが提案されます。

〇安静にする

〇ウイルスを排泄するために、水分補給をしっかりとおこなう

〇冷シップなどで患部を冷やす

思春期以降の男性で精巣に炎症がある場合は安静が必須ですが、粘着テープやサポーターで陰嚢を支え、アイスパックで痛みを和らげます。

重症のときには入院になることもあります。


この他、おたふく風邪に対する薬はありませんが、熱や痛みを緩和するためにアセトアミノフェンやイブプロフェンなどの鎮痛薬を処方されることがあります。

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最後に・・・

いかがでしたか?

今回は、おたふく風邪の大人と子供の症状の違いや予防や対策についてご紹介しました。


おたふく風邪の予防接種は任意接種ですが、個人的にはおすすめしています。

予防接種には、ムンプスウイルスを弱毒化したものが使用されます。

ワクチンの副作用としては、

「無菌性髄膜炎」

「ムンプス難聴」

が挙げられます。

しかし、予防接種を受けた場合と受けずにムンプスウイルスに感染した場合を比較すると、受けた場合の方が症状が軽いものになることも考慮すべきでしょう。

こうした任意接種を受ける場合は、事前によく検討するようにしましょう。


最後までありがとうございました。

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